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歌手G-DRAGON「ソロアルバムやめようか悩んだ」(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歌手のG-DRAGON(ジードラゴン、写真提供=YGエンターテインメント)。

歌手のG-DRAGON(ジードラゴン、写真提供=YGエンターテインメント)。

--やはり今回のアルバムも大衆と評論家からの評価が良い。

「実際、悩むことも多かった。ストレスはあまり受けない方だが、今回は違った。ソロアルバムをやめるべきではないかとまで考えた。本当に大変だった。アルバムが実際に出ると、多くの人々が愛してくれて今では続けなければならないと思っている(笑)。反応が良くて嬉しいが、今後さらに満足してもらわなければというプレッシャーも大きい。先輩方はそのようなもの成長痛と言った。私自身が解決すべき課題だ。一生懸命するしかない」

--何がそんなに大変だったのか。


「これ以上新しいものをどのように作り出すかについての悩みが最も大きい。多くの部分を一人で背負いながら作業していると、いつか限界にぶつかる。音楽作りをする時、一緒に聴いてくれる人があまり多くなくて判断の基準がぼやける」

--アルバム作りをしながらインスピレーションを受けたアーティストや作品は。

「特定のアーティストはおらず、いろいろな作品を見てインスピレーションを得た。今回は展示会の彫刻品を見て、そのイメージをそのままプロモーションビデオのセットにした。音楽的なアイデアはワールドツアーを回りながら人々と交わした会話を思い出したりその時の感情を再確認したりした。性格が鋭敏な方で、特異な点を逃さず心に留めてメモをしておき、アルバム作業するときに使う」

--今回のアルバムではとりわけパンクに対する情熱が感じられる。

「これまで進んで聴くことはあまりなかったが、パンクの雰囲気に憧れてきた。また、ファンキーな人間になりたかった。自由奔放な感じが良い。少し反抗児の感じのする社会的メッセージも込められていて、どんな話題でも音楽としてよく吸収できる。今回のコンセプト会議を控えて青春物の映画をたくさん見た」

--女性ヒップホップスター、ミッシー・エリオットと音楽作業をした。

「ポップスターとコラボレーションすることを考え、今が旬のスターよりは過去のアーティストと一緒に作業がしたかった。自分が男なので、女性アーティストがいいなと思ったし、幼いころからファンだったミッシー・エリオットにお願いしたら快く応じてくれた」

--実際に会ってみてどうだったか。

「作業する間は実際に会うことはなかった。メールを通じて曲をやり取りして、電話をしながら作業を進めた。ミッシー・エリオットのほうが私よりも心配していた。久しぶりのアルバムフィーチャリングということで、とても緊張しているような感じだった。結果的に音楽が完成したときはパーフェクトだった。この前、米国である舞台で公演をしたが光栄だった。見た目とは違って、優しくて謙虚で多くのことを学んだ」

--アルバムの発表に合わせて展示会を開催した。企画することになった契機は。

「契機というよりファンサービスのつもりで気軽に始めた。ファンに公開されなかった写真や、ツアーを回りながら使った小道具やセットを見せたいと思っていた」

--G-DRAGONにとって数字「8」の意味は格別とのことだが。

「他の人にとって『7』がラッキーナンバーでも、自分にとってはそれが『8』だ。生年月日も1988年8月8日で、初めてのソロアルバム発売日も2009年8月8日だ。子どもの頃から『8』が好きだった。今回のアルバムコンセプトを『8』として、8種類のセクションとして作業をした。展示会タイトルも『SPACE EIGHT』だ」

--音楽だけでなくスタイルアイコンとしても通じている。

「プロデューサーたるものは、音楽的な部分だけをプロデュースするものではないと考えている。自分自身が、舞台で最終的にどのように見えるのかについても深く悩む。俗っぽい言葉でいえば、ちょっとナンパな感じを出すのが好きだ。音楽や歌詞、舞台で見せるジェスチャーと表情作りでもナンパな感じを基本としている。別の見方をすれば中身がないように見えるだろうが、人々にはかわいく見えるようだ。まだ若いおかげかもしれない。今のところは自分に一番似合う“服”だと思っている」

--G-DRAGONをロールモデルとして真似をする後輩が多い。

「後輩が私を見て影響を受けるならば本当に嬉しいことだ。すべてのアーティストがそうするように、アルバムごとに変わろうと努力する。同じ姿を見せれば大衆は退屈に思う。新しいところを見せてこそ大衆はこれを好きになる。多くの人々が自己啓発を続けなければならない理由だ」

--後輩に何か助言するなら。

「影響やインスピレーションをただ受けるだけではなくて、自分たちものとして吸収するといいのではないだろうか。ただ影響受けるだけでは競争力がない。新しいグループが非常に多いので、見る人にすべて似ているという印象を与えやすい。これから出てくる後輩は、もう少し自己啓発をするといいと思う。そういう面が、アーティストとしての人生を長く見た時に良い働きをするのではないかと思うし、またアーティストたるや必ずそうしないといけないと思う」

--音楽をしながら残念に思う点は。

「全般的に音楽に対する人々の関心度が落ちているようで残念だ。だから自分の音楽を知らせる広報方法については徹底的に悩む。私には一曲一曲すべて大切な曲なのに、人々が実際に聴く曲はわずか数曲だ。音盤を買ったら収録曲全体を聴いてほしい」

--最終的な音楽的目標は。

「これからもずっと、アルバムを出す度に私自身が自分の殻を破っていきたい」



歌手G-DRAGON「ソロアルバムやめようか悩んだ」(1)

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