“アジアの星”BoA(27、本名クォン・ボア)が新しい挑戦に出た。
BoAは今月11、12日午後10時に放送されるKBS(韓国放送公社)第2テレビの全2話ドラマ『恋愛を期待して』にヒロイン役で出演し、このほど撮影を終えた。デビュー13年間、BoAが歌ではなく演技で韓国内の視聴者の評価を受けるのは今回が初めてだ。ハリウッド映画『Make Your Move 3D』(下半期公開予定)にも出演しているが、まだ公開日が決まっていない。
ドラマの中のBoAは、カリスマあふれる“歌手BoA”とは全くの別人だ。恋愛するたびに悪い男に会って裏切られる。裏切り背を向けた男にまで執着する女子大生のチュ・ヨネ役を演じた。女性経験のないイム・シワンと恋愛をするため、“恋愛上手”のチェ・ダニエルに恋愛の手ほどきを受ける過程を愉快に描く予定だ。
5日午後、ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)のグランドアンバサダーホテルで開かれた制作発表会で会った“新人”女優BoAは、「なぜわざわざ大変な思いをして新しく演技をしようとするのか」という質問に「私はまだ若い。真のエンターテイナーとして、少しずつ経験を積んでいきたい」と話し、以前と変わらない意欲を示した。「アジアの星」から初心に戻り、新人演技者として舞台に立ったBoAに会った。
--ハイライト映像を見ると男性に対して暴言を吐いたり手を上げたりしている。
「男まさりなキャラクターを演じることになり、激しい言葉を使うことになった。あまりない機会だ(笑)。チュ・ヨネは恋愛以外は器用な女性。恋愛に対する幻想と(年齢に合わない)純粋さがあだになって、恋人との関係がダメになってしまう。サバサバした性格のキャラクターということで、大声を上げる場面も多かった。『大声を出せばストレスがなくなるんだ』ということに気がついた。撮影の間中、シワンは大変そうだった。たくさんの罵声を浴びせられ、その上何度も殴られていたから」
--堂々としてかわいいキャラクターを演じたいと思わなかったか。
「チュ・ヨネは実際の自分とは正反対のキャラクターだ。歌手や『K-POPスター』審査委員のイメージを消すことができるキャラクターだと思った。だから週末も返上して、2週間以上、汝矣島(ヨイド)のKBSに出勤した。台本読み合わせもしたし、監督とキャラクターについて話し合った。お金では出しても聞けないような大切な話にもたくさん接した。自分のことはさておき、思う存分撮影を楽しんだ」
--イ・ウンジンPDから出演OKの返事を受け取るまで長い間待っていたそうだが。
「監督は私をあまり気に入らなかったようで、3週間も待った。3週間で3回会って話をしたが、『時間がほしい』と言って迷っていたようだった。これまでは“歌手BoA”ということで(キャスティングが)成功しないことが多かった。イ監督はそれでも私のことを気遣い、見てくれようとする雰囲気を感じた。3週間も待ったが、値打ちのある時間だったと思う」
BoAが歌手から女優へ 「なぜ演技をするのかって? まだ若いから」(2)
BoAは今月11、12日午後10時に放送されるKBS(韓国放送公社)第2テレビの全2話ドラマ『恋愛を期待して』にヒロイン役で出演し、このほど撮影を終えた。デビュー13年間、BoAが歌ではなく演技で韓国内の視聴者の評価を受けるのは今回が初めてだ。ハリウッド映画『Make Your Move 3D』(下半期公開予定)にも出演しているが、まだ公開日が決まっていない。
ドラマの中のBoAは、カリスマあふれる“歌手BoA”とは全くの別人だ。恋愛するたびに悪い男に会って裏切られる。裏切り背を向けた男にまで執着する女子大生のチュ・ヨネ役を演じた。女性経験のないイム・シワンと恋愛をするため、“恋愛上手”のチェ・ダニエルに恋愛の手ほどきを受ける過程を愉快に描く予定だ。
5日午後、ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)のグランドアンバサダーホテルで開かれた制作発表会で会った“新人”女優BoAは、「なぜわざわざ大変な思いをして新しく演技をしようとするのか」という質問に「私はまだ若い。真のエンターテイナーとして、少しずつ経験を積んでいきたい」と話し、以前と変わらない意欲を示した。「アジアの星」から初心に戻り、新人演技者として舞台に立ったBoAに会った。
--ハイライト映像を見ると男性に対して暴言を吐いたり手を上げたりしている。
「男まさりなキャラクターを演じることになり、激しい言葉を使うことになった。あまりない機会だ(笑)。チュ・ヨネは恋愛以外は器用な女性。恋愛に対する幻想と(年齢に合わない)純粋さがあだになって、恋人との関係がダメになってしまう。サバサバした性格のキャラクターということで、大声を上げる場面も多かった。『大声を出せばストレスがなくなるんだ』ということに気がついた。撮影の間中、シワンは大変そうだった。たくさんの罵声を浴びせられ、その上何度も殴られていたから」
--堂々としてかわいいキャラクターを演じたいと思わなかったか。
「チュ・ヨネは実際の自分とは正反対のキャラクターだ。歌手や『K-POPスター』審査委員のイメージを消すことができるキャラクターだと思った。だから週末も返上して、2週間以上、汝矣島(ヨイド)のKBSに出勤した。台本読み合わせもしたし、監督とキャラクターについて話し合った。お金では出しても聞けないような大切な話にもたくさん接した。自分のことはさておき、思う存分撮影を楽しんだ」
--イ・ウンジンPDから出演OKの返事を受け取るまで長い間待っていたそうだが。
「監督は私をあまり気に入らなかったようで、3週間も待った。3週間で3回会って話をしたが、『時間がほしい』と言って迷っていたようだった。これまでは“歌手BoA”ということで(キャスティングが)成功しないことが多かった。イ監督はそれでも私のことを気遣い、見てくれようとする雰囲気を感じた。3週間も待ったが、値打ちのある時間だったと思う」
BoAが歌手から女優へ 「なぜ演技をするのかって? まだ若いから」(2)
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