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朴槿恵大統領がG20に参加し多国間外交デビュー…話題は経済

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領が4日から7日までロシアのサンクトペテルブルクで開かれる主要20カ国(G20)首脳会議に参加し多国間外交舞台にデビューする。朴大統領はデビュー舞台で「先導発言」を引き受けた。先導発言は最初のセッション「世界経済成長と良質の雇用創出」の際に討論に先立つ基調提案をいう。議長国ロシアの要請によるものという。

朴大統領は創造経済を通じた雇用率70%達成計画を説明し、低成長と高失業問題解決の重要性を強調する予定だ。

朴大統領は先月26日の首席秘書官会議で、「多国間外交舞台を通じ経済通商分野の協力が拡大しているだけに能動的で戦略的な対応で韓国経済の裾野を広げるのに力点を置かなければならない」と話した。


会議期間にはセールス外交のための2国間会談も行われることになる。朴大統領は、「多国間外交を通じてセールス外交の実質的成果を導き出さなければならない」と話すなど2国間会談準備に力を入れている。歴史認識などでぎくしゃくしている日本の安倍晋三首相と会うかも注目される。数回にわたる日本側の会談要請に青瓦台(チョンワデ、大統領府)は拒否の意思を明らかにしてきた。

今回も略式会談を含む韓日首脳会談のスケジュールは決まっていない。だが、青瓦台関係者は、「あいさつや短い対話の可能性はあるのでないか」と話した。

朴大統領は会議後11日までベトナムを国賓訪問する。初めて2カ国を連続訪問するスケジュールで、ベトナムは米国、中国、ロシアに続く4カ国目の訪問国となる。朴大統領はベトナムのチュオン・タン・サン国家主席との首脳会談を通じて自由貿易協定と原子力発電所受注などを話し合う。

ベトナム訪問は朴大統領の「セールス外交」と「第3国重視外交」意味を込めている。青瓦台関係者は、「朴槿恵政権の外交政策コードは“多方面”と“第3国”。強大国単一外交と第3国に対する一方的資源開発外交時代は終わった」と話した。

◆「私が党首会談拒否されている」=朴大統領と野党民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表が2日に汝矣島(ヨイド)で行われた第50回放送の日の行事で会い党首会談について対話した。田院内代表はこの席で朴大統領に、「野党代表に会えば役に立つはずなのになぜ会わないのか」として事実上単独会談の受け入れを要請した。

しかし朴大統領は、「私がむしろ会うことを拒否されている」と答えたという。田院内代表が「それでも野党代表に会うのが良いようだ」としたが、朴大統領は答えず党首会談と関連した2人の対話は終わった。



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