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<朴大統領就任6カ月>「政治はなく、統治だけ」民主党、テント闘争強化宣言

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)政権6カ月を「政治不在」と酷評した韓国の民主党は22日、場外闘争を強化して長期戦を宣言した。朴槿恵政権半年を迎え、政局は与野党の「強対強」対立がさらに固まってきている。

院内外での並行闘争路線を優先したキム・ハンギル代表がこの日は攻勢の前面に立った。キム代表は記者懇談会で「朴大統領が約束した『国民幸福時代』がますます遠ざかるのではないかと心配する国民が増えている」として「朴大統領が強調した原則と信頼の政治は、この6カ月間で相当消えてしまった」と批判した。ドイツのメルケル首相が前日にナチス強制収用所を訪問して謝罪した姿に言及して「過ぎたことは全て覆ってしまおうとしながら沈黙する朴大統領とは非常に対照される」と酷評した。

国家情報院の国政調査は終わったが、民主党が要求した党首会談がいつ実現するのか未知数の上に、国家情報院改革、大統領選挙介入疑惑の責任者の問責といった顕著な成果も得られない中で大統領に対する攻撃の強度を一層高めた。


田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表も「5選議員の大統領なので汝矣島(ヨイド)を理解する政治をする大統領を期待したが、政治はなく、統治だけが残っている」としてコミュニケーション不足を主張した。彼は「執権の初めの6カ月は国民判断の留保期間であり、しん気楼のような支持率に陶酔してはいけない」として「国民は人気の高い大統領でなく、責任ある大統領を望む」とも述べた。田院内代表は「警察・検察・国家情報院など権力機関出身の強硬派の参謀陣ではなく、謙虚な民生派の参謀陣によって人事革新をしなければならない」と要求した。

チャン・ビョンワン政策委議長は「朴槿恵政権10大失政」として▲頑固一徹の手帳人事▲国家情報院の大統領選挙介入にともなう国家基本の混乱▲経済無能▲財政危機の深刻化▲財布をはたくような税制▲実体のない創造経済への執着などを挙げた。しかし北朝鮮を相手にした「瀬戸際戦術」に対しては肯定的に評価した。彼は「北朝鮮の専有物だった瀬戸際戦術を、とてもうまく使ったようだ。そうした部分は非常に成果があったと見ている」と話した。

民主党指導部の苛酷な批判には「名分なしで回軍(軍を戻すこと)はできない」という判断が作用した。党内ではテント党事務所までつくっておきながら得るものがないまま国会に入るわけにはいかないという強硬論が多数だ。キム代表は懇談会後の議員総会で「ソウル広場にテントを張る時には長期戦を覚悟したし、決してここで止めることはできない」として「院内外の並行闘争でテント闘争をとりやめたり弱化させたりしてはいけない」と声を高めた。8月末の決算国会と9月初めの定期国会に民主党が入るかどうかは与党政権の態度を見て判断するという考えだ。

閔丙ドゥ(ミン・ビョンドゥ)戦略広報本部長は「4大河川の国政調査、検察改革、国家情報院特検などが与野党交渉で受け入れられない場合、セヌリ党が要求した国会日程に合わせるのは難しい」として「民主党の国会日程は、与党政権が解決しなければならない」と主張した。ここには党首会談に対して手ぬるい青瓦台(チョンワデ、大統領府)への圧迫も含まれている。非公開議員総会でも「場外闘争に重心を置くべきだ」(キム・サンヒ議員)、「(場外闘争を取りやめて)むやみに入ることはできない。名分が必要だ」〔姜昌一(カン・チャンイル)議員〕など闘争レベルを高めるべきだという声が多かったという。姜琪正(カン・キジョン)議員は院内外の並行闘争を強調しながらも「キム代表が断食闘争を検討することも必要ではないか」という意見も出した。こうした中、一部では「国会で戦うべきだ」(パク・チウォン議員)という宥和論も出てきた。



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