朴大統領はよく言われる「スロースターター(Slow Starter)」だった。政権スタート直後には振るわなかったがその後支持率が全体的に上昇曲線を描いてきた。就任半年で現在50%を超える朴大統領の支持率は、李明博(イ・ミョンバク)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に比べれば倍近く高い数値だ。盧元大統領と李元大統領は就任直後にそれぞれ60%と52%まで支持率を上げたが、就任半年頃にはそれぞれ29%と24%に急落した。当時、盧元大統領は保守層と対立していたし、李元大統領は米国産の牛肉輸入に取り組んでいた。
就任序盤、朴大統領を困難に陥れたのは頻繁な人事トラブルであった。金容俊(キム・ヨンジュン)首相候補者、金秉寛(キム・ビョングァン)国防部長官候補者らが落馬して、金鐘勲(キム・ジョンフン)未来創造科学部長官候補者は米国に発つなど人事トラブルが相次いだ。
就任序盤、朴大統領を困難に陥れたのは頻繁な人事トラブルであった。金容俊(キム・ヨンジュン)首相候補者、金秉寛(キム・ビョングァン)国防部長官候補者らが落馬して、金鐘勲(キム・ジョンフン)未来創造科学部長官候補者は米国に発つなど人事トラブルが相次いだ。
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