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「米国がキューバを脅かした時、金日成が小銃10万丁無償提供」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キューバのカストロ前国家評議会議長

「私がこれほど長く生きるとは思わなかった」。13日(現地時間)に87歳の誕生日を迎えたキューバのカストロ前国家評議会議長の所感だ。

キューバ官営メディアのグランマが14日、3ページにわたり掲載した誕生日記念コラムで、カストロ氏は健康問題で退いた時の状況、北朝鮮との深い友情などについて幅広く言及した。

カストロ氏は治療が難しい腸の病気という診断を受けたのは06年7月26日だったと回顧した。キューバ革命53年になる日だった。カストロ氏は「これを知った時、私は迷わず国家指導者としての業務を中断した」とし「そして指名された人に直ちに業務を引き継がせた」と伝えた。カストロ氏は「私はそこから7年も生きるとは全く思っていなかった」とした。カストロ氏は06年、治療のために弟ラウルに臨時に国家評議会議長職を任せ、08年に公式的に退いた。


カストロ氏は1980年代初め、北朝鮮から武器の大量供給を受けたことも明らかにした。カストロ氏は「当時ソ連の共産党書記長だったアンドロポフは、私たちが米国から攻撃を受ければソ連は介入しないので、自分たちで戦えと伝えた」とし「これは敵に知られると非常に危険な情報だったため、ごく少数だけが知っている事実だった」と紹介した。続いて「アンドロポフは武器は与えることができるといったが、100万人のキューバ革命軍に十分な武器を供給するため、他の同志にも要請することにした」とし「典型的な軍人である北朝鮮の指導者、金日成(キム・イルソン)同志は一銭も受けずAK小銃10万丁と弾薬を送った」と伝えた。

ほとんど対外活動をしないカストロ氏がコラムで特に北朝鮮との関係に言及したのは、最近武器を隠してキューバから北朝鮮に向かった船「清川江号」がパナマで抑留されたのと無関係でないようだ。カストロ氏は先月26日にも中南米の首脳に書簡を送り、「この事件はキューバを中傷謀略しようという試み」と批判していた。



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