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「韓国の自動車輸出、下半期に停滞の可能性」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今年の世界自動車市場の成長率は、下半期の需要委縮で4年ぶりに最低水準になるという見方が出ている。

現代自動車グループ傘下の韓国自動車産業研究所は15日、報告書「2013年7-9月期経営環境展望」を出し、「下半期の世界自動車市場の販売台数は3943万台と、前年同期比2.6%増にとどまる」とし「このため今年の年間成長率が3.1%にとどまり、金融危機当時だった09年以来4年ぶりの最低水準になるだろう」と予想した。

世界自動車市場の成長率は09年、金融危機の影響で-3.8%となった後、翌年は13.4%と大きく回復、2011年は4.8%、昨年は5.5%と成長の勢いを継続してきた。今年上半期は前年同期比3.5%増の4077万台が売れた。


研究所の今年の販売台数の予想値は8020万台。研究所は、世界最大自動車市場であり韓国自動車業界の主要輸出市場である中国と米国の市場で、今年下半期の販売台数が上半期に比べて減少すると予想した。上半期の販売台数が838万台だった中国市場は、経済成長が鈍化し、下半期は823万台に減少すると予想された。米国市場も量的緩和政策の縮小による流動性減少を受け、上半期783万台だった自動車販売台数が下半期は774万台に減る見込みだ。欧州市場も景気低迷がさらに深まり、自動車販売台数が上半期の715万台から下半期は638万台に減少すると予想された。

研究所は韓国市場でも今年の販売台数が153万8000台にとどまり、前年比0.4%減少するとみている。韓国市場は昨年(-2.4%)に続いて2年連続で市場が縮小する危機を迎えている。

研究所の関係者は「現代・起亜車など国内企業は全般的な国内市場規模縮小と輸入車シェア拡大による市場蚕食、労組のストライキ予告など悪材料が山積した状況」とし「海外市場まで委縮すれば、国内企業はしばらく厳しい時期を送る可能性がある」と診断した。



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