プラザホテルが最上層の室内プールで子供専用アクアロビックのクラスを開くなど、一流ホテルも多様な夏パッケージ商品を出している。(写真=プラザホテル)
「円安不況」の直撃に合ったロッテホテルソウルも、国内パッケージ顧客の恩恵をしっかり受けている。ロッテホテルは外国人宿泊客の70%を占めるほど日本人観光客が好んで訪れていた。昨年夏の場合、一般客室予約率が90%に迫って韓国人パッケージ用の客室を用意するのが困難なほどだった。しかし円安が長期化する中、日本人観光客が減り、さらに一流ホテルから中低価格ホテルへと流れていった。ロッテは韓国人パッケージに気をつかった。昨年の2種類から今年は6種類に増やしてパーティー・女性専用などのコンセプトを多様化した。イ・ジョンジュマーケティングチーム長は「パッケージ販売が今年は70%増えた」として「昨年よりも梅雨が長くなる中、デパート・映画館が室内で連結されて外に出て行かずとも余暇を楽しめるという点も人気を集めた要因」と話した。駅三洞(ヨクサムドン)のリッツカールトンホテルのパッケージ顧客も昨年夏より60%増えた。雨が降って猛暑が続くなど天気が一進一退する中、ホテルで休息しようとする人がさらに多いという分析だ。
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