北朝鮮寧辺(ヨンビョン)のウラン濃縮施設の規模が2倍に拡張され、この施設での核兵器製造能力も年間最大4個に達すると米国CBS放送が7日(米国時間)、報道した。
CBSはこの日、米国科学国際安保研究所(ISIS)の『北朝鮮のウラン濃縮施設2倍増設』という報告書を引用し、「北朝鮮寧辺の核施設についての衛星写真などを最近分析した結果、ウラン濃縮施設の屋根の大きさが2倍に拡張された」とし「これは北朝鮮が今年3月、ウラン濃縮施設と5メガワット級の黒鉛減速炉などを含む寧辺の核施設を整備して再稼働すると明らかにして以降、核プログラムを本格化させているという信号」と伝えた。引き続き「北朝鮮のウラン濃縮施設の増築は、最近、民間衛星会社のデジタルグローブとアストリウムの衛星写真を分析した結果」と付け加えた。
ISISの報告書は「北朝鮮は2010年に2000基の遠心分離機を保有していたが、濃縮施設の拡張で遠心分離機が4000基に達すると推定される」とし「これは武器級ウラニウム生産量を当初の8~34キログラムから16~68キログラムに引き上げることができる水準で、これを活用すれば年間最大4個の核兵器を作ることができる」と説明した。また「北朝鮮の遠心分離機が核兵器を製造するためのものなのか、原子力発電のための研究用かについては明確でないものの、研究用として濃縮ウランを使ってもその余裕分で最大年間2個の核兵器を製造することができるだろう」と推定した。核兵器1個を作るためには、爆弾の規模にもよるが、概略20キログラムの濃縮ウランが必要だと伝えられている。
ISISは北朝鮮が濃縮施設の増築を今年3月に開始し、その他にも寧辺団地内に3棟の建物が建設されているが、これは実験用軽水炉のための燃料生産と関連する建物だと推定している。
専門家らは、北朝鮮が現在まで実施した3回の核実験のうち、最初と2回目はプルトニウムを利用し、今年2月の核実験はウラン濃縮施設で生産した高濃縮ウランを活用したと見ている。これについて国連駐在北朝鮮代表部関係者は「関連報告書をまだ見ていないのでコメントできない」と明らかにした。
韓国国防部のキム・ミンソク報道官は8日、ブリーフィングで「商業衛星が撮影した写真の施設が遠心分離機を受け入れるためのものならば北朝鮮のウラン濃縮能力が大きく強化されたと思われる」と述べた。
CBSはこの日、米国科学国際安保研究所(ISIS)の『北朝鮮のウラン濃縮施設2倍増設』という報告書を引用し、「北朝鮮寧辺の核施設についての衛星写真などを最近分析した結果、ウラン濃縮施設の屋根の大きさが2倍に拡張された」とし「これは北朝鮮が今年3月、ウラン濃縮施設と5メガワット級の黒鉛減速炉などを含む寧辺の核施設を整備して再稼働すると明らかにして以降、核プログラムを本格化させているという信号」と伝えた。引き続き「北朝鮮のウラン濃縮施設の増築は、最近、民間衛星会社のデジタルグローブとアストリウムの衛星写真を分析した結果」と付け加えた。
ISISの報告書は「北朝鮮は2010年に2000基の遠心分離機を保有していたが、濃縮施設の拡張で遠心分離機が4000基に達すると推定される」とし「これは武器級ウラニウム生産量を当初の8~34キログラムから16~68キログラムに引き上げることができる水準で、これを活用すれば年間最大4個の核兵器を作ることができる」と説明した。また「北朝鮮の遠心分離機が核兵器を製造するためのものなのか、原子力発電のための研究用かについては明確でないものの、研究用として濃縮ウランを使ってもその余裕分で最大年間2個の核兵器を製造することができるだろう」と推定した。核兵器1個を作るためには、爆弾の規模にもよるが、概略20キログラムの濃縮ウランが必要だと伝えられている。
ISISは北朝鮮が濃縮施設の増築を今年3月に開始し、その他にも寧辺団地内に3棟の建物が建設されているが、これは実験用軽水炉のための燃料生産と関連する建物だと推定している。
専門家らは、北朝鮮が現在まで実施した3回の核実験のうち、最初と2回目はプルトニウムを利用し、今年2月の核実験はウラン濃縮施設で生産した高濃縮ウランを活用したと見ている。これについて国連駐在北朝鮮代表部関係者は「関連報告書をまだ見ていないのでコメントできない」と明らかにした。
韓国国防部のキム・ミンソク報道官は8日、ブリーフィングで「商業衛星が撮影した写真の施設が遠心分離機を受け入れるためのものならば北朝鮮のウラン濃縮能力が大きく強化されたと思われる」と述べた。
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