イラスト=カン・イルグ。
韓国の産業通商資源部は、電力需要がピークになる今週の電力需要を7870万キロワットと予測した。ところが現在稼動できる発電機を総動員しても電力供給量は7767万キロワットに過ぎないという。何らかの手を使わなければ電力が103万キロワット不足することになる。そのままにして置けばブラックアウトが避けられない危機的状況だということだ。もちろん政府がこの有り様になるまで手離しでいたのではないだろう。 電力供給能力を最大限引き上げて、大々的な節電運動で需要を最大限抑制するという対策を用意した。しかし電力供給を増やすには限界がある。結局、電力危機を防ぐ対策は、需要を減らすことに集中している。
【コラム】電力危機、電気料金の“現実化”が解決法=韓国(2)
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