韓国の中小企業の面接現場では、最近求職者と採用会社側のミスマッチが増えているという。
◆礼を失するケースは茶飯事
この日の面接は、通常の大企業で見る面接とはかなり違っていた。ある志願者は「なぜ志願したのか」という質問に「良い会社に入ってキャリアを積みたい。プロジェクト別のフリーランサーで仕事をしたこともあるが、納期を守らなかったこともある」と堂々と話した。面接が終わった後は「(合格通知を)電話よりもeメールでほしい。友人に会わなければならないから、eメールチェックのほうが気楽だ」と話した。またほかの志願者は、長期勤続の可能性を尋ねる質問に「会社がどのようにするかによって変わる」と答えた。ソ代表は「大企業の面接でこういう返答を聞けるだろうか」として「堂々としていたのはいいが、求職者としての基本礼儀に欠けたケースが多く、やり切れない」と話した。
ソウル永登浦(ヨンドンポ)のゲーム・セキュリティーソリューション会社人事チームのキム某課長(38)も最近あきれるような体験をした。志願者に面接日を知らせようと電話をかけたが、志願者が「今は友人らとの集まりがあって忙しい。午後にはコンビニのバイトをしなければならず時間がない。文字メッセージで面接日と会社の位置、地図を残してほしい」という話をして電話を切ったのだ。また別の志願者から「この会社のビジョンが何ですか」という質問を受けて「会社についての情報もなく志願したのか」と問い直したこともあった。面接にきたこの志願者は、面接が終わった後、「何日か考えてみて、ご連絡を差し上げます」と言って会社を後にした。
“甲”になった求職者…韓国中小企業のミスマッチ採用現場(2)
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