99年、中国の華虹グループは日本NECと合作して中国で初めて上海に8インチ(200mm)ウェハーを使うDRAM生産ラインを稼動した。中国政府が90年代に始めた“国家重点半導体プロジェクト”の一環だった。最近の半導体業界では、中国企業が本格的に半導体事業に飛び込む契機となったこのプロジェクトを“北京宣言”と呼んでいる。中国企業の成長の勢いが半導体事業初期のサムスン電子と肩を並べるほどにすさまじいからだ。
中国政府の北京宣言から10余年が過ぎた2000年代後半から中国企業の成果が表に現れ始めている。特に世界半導体市場が不況に苦しんでいた過去5年間、SMIC・華虹NEC(HH-NEC)などの中国半導体企業は毎年10%以上ずつ成長してきた。サムスン経済研究所は今年も中国半導体企業が平均15%成長すると予想した。
中国政府の北京宣言から10余年が過ぎた2000年代後半から中国企業の成果が表に現れ始めている。特に世界半導体市場が不況に苦しんでいた過去5年間、SMIC・華虹NEC(HH-NEC)などの中国半導体企業は毎年10%以上ずつ成長してきた。サムスン経済研究所は今年も中国半導体企業が平均15%成長すると予想した。
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