また０－０だ。

韓国は２４日、華城（ファソン）総合競技タウンで開かれた東アジアカップ２０１３第２戦の中国との試合で、得点なしで引き分けた。２０日、オーストラリアを相手に０－０だったことに続き２試合連続の引き分けだ。

韓国は１１本のシュートを放ったが誰もゴールネットを揺らすことができなかった。有効シュートはすべて中国ゴールキーパーのツェン・チェン（２６、広州恒大）の手に阻まれた。


普段は表情変化があまりない洪明甫（ホン・ミョンボ）監督も残念な心内を隠すことができなかった。ベンチに座っていた選手たちも「あ～」というため息を思わずもらした。

韓国は第１戦のオーストラリア戦でも２１本のシュートを放ったが無得点に終わった。オーストラリアのゴールに向かった有効シュートは１２本にもなった。洪監督は「守備は１００点を与えても惜しくない」と話した。守備に対する称賛だったが、攻撃に対する叱責とも解釈できる。

韓国は試合中はずっと中国の密集守備に苦戦した。中国はフィールドプレーヤー１０人全員がハーフラインの奥まで下がって露骨に守備だけをしていた。勝とうとする意志よりも引き分けようとする姿が目についた。中国はシュート２本に終わったが満足した表情だった。