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<東アジア杯>「最近の後輩は韓日戦に臨む覚悟が弱いのが残念」(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
--洪明甫監督はどういう人物か。

柳委員=洪明甫先輩は外では怖いイメージだが、実際はそうでない。私たちといれば冗談もよく言う。でも少し寒い方だ。しかし目に見えないカリスマがある。

申委員=洪明甫先輩はおもしろくしようと“努力”とする方というのが正しい(笑)。それでも洪明甫先輩は普通の人ではない。


--どういう点がそうか。

柳委員=2001年に柏レイソルで一緒にプレーしながら感じた。洪明甫先輩は本当に負けず嫌いだ。表面上は冷静だが、勝負欲がすごい。相手選手に一発やられれば、見えないところでどうにかして復讐していた。私も勝負欲があるが、目立ってしまい、よく日本で退場させられた。

申委員=洪明甫先輩は競技場の外では優しく、ニックネームが「フンブとノルブ」のフンブだった。競技場の中では180度変わった。

--洪監督が将来監督になると予想していたか。

柳委員=現役時代にこの人が監督をすればうまくやるだろうなと思う人がいた。その代表的な選手が洪明甫先輩だった。

申委員=洪明甫先輩は当初、行政の仕事をするといって米国に行った。その時もまた戻り、監督になるだろうと確信した。

--今回の韓国代表は欧州組が抜け、KリーガーとJリーガーを中心に構成された。

柳委員=KリーガーとJリーガーは欧州組より劣ると考えてはいけない。ヒディンク監督は02W杯当時、有名選手と無名選手を半分ずつ選んだ。宋鐘国と朴智星(パク・チソン)は無名選手だった。Kリーガーは欧州組の代わりの選手という考えは捨てるべきだ。

申委員=今大会はチームに合う選手を確認する大会だ。Kリーガーは欧州でプレーする選手を引きずり下ろすという考えで必死にやらなければいけない。

--洪監督がいう「韓国型サッカー」はどういうものか。

申委員=洪明甫先輩はロンドン五輪で銅メダルを獲得した当時、フォーバックのバランスを維持し、全方向でプレスをかけながらポゼッションを高める韓国式の圧迫サッカーを見せた。ロンドン五輪の進化型が韓国型サッカーになる可能性が高い。

柳委員=一般的に韓国型サッカーは普通、スピードと闘志を強調する。ヒディンク監督が韓日W杯で見せたサッカーに洪明甫先輩のカラーが加わるだろう。

--28日にソウル蚕室総合運動場で男子の韓日戦が行われる。

柳委員=(現役時代)韓日戦を控えて先輩たちの目からレーザーが出るのを初めて見た。殺気が感じられた。しかし最近の後輩は韓日戦に臨む覚悟が少し弱まっているようで残念だ。

申委員=韓日戦は静かに刀を研いで準備する試合だ。私も柳想鉄も、洪明甫先輩も選手時代はそうだった。



<東アジア杯>「最近の後輩は韓日戦に臨む覚悟が弱いのが残念」(1)

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