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輸入ビールに酔う韓国…3分の1は日本産(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

関税庁は17日、上半期のビール輸入が前年同期より21%増え3951万ドルを記録したと明らかにした。写真はソウル市内のコンビニエンスストアに陳列された日本産ビール。

夏のシーズンを控えビール市場が熱くなっている。市場を拡大しようとする輸入ビールとこれを守ろうとする国産ビールが激突を予告する中、ビール製造と輸入市場に本格参入した“流通巨人”ロッテの動きも注目されている。

関税庁が17日に明らかにしたところによると、上半期のビール輸入額は3951万ドルで前年同期の3259万ドルより21%増えた。このうち日本からの輸入額は1322万ドルで全体の33.5%を占めた。オランダ(506万ドル、13%)、ドイツ(410万ドル、10%)、中国(352万ドル、9%)、アイルランド(323万ドル、8%)などが後に続いた。日本産ビールの平均輸入単価は1リットル当たり1.08ドルで、全体平均の0.93ドルより高かった。ビール価格が最も高いのはベトナム産の1.59ドルで、米国産が0.64ドルで最も安かった。関税庁関係者は「平均輸入額を上回る日本産ビールの輸入量が増えているのは、軽くてさわやかな韓国産との差別化に成功したため」と話す。

輸入ビールは「味」を前面に出し市場攻略に乗り出している。ビール輸入会社のロッテアサヒ関係者は、「外国ビールは原料から製造工法まで国産と違い深い味を望む消費者層に急速に食い込んでいる」と話した。ビールは基本原料である麦芽の含有量により味が左右される。麦芽は麦に適当な温度の水を注いで約3日間置いて発芽させたものをいう。日本では麦芽含有量が少なくとも66.7%なければビールと認められないが、韓国は酒税法上麦芽含有量が10%を超えればビールと認められる。ロッテアサヒ関係者は、「麦芽含有量が高くなると概して味がやわらかく香ばしくなる」と主張した。

輸入ビールに酔う韓国…3分の1は日本産(2)

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