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梅雨の長雨、さらに1週間続く予想=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の首都圏や江原(カンウォン)地域に多くの雨を降らせた梅雨が、来週中盤までさらに1週間以上続く見通しだ。中部地方はすでに多くの雨で地盤が弱くなった状態で、さらなる被害が憂慮されている。

気象庁は15日発表した週間予報では、梅雨前線の影響で中部地方は17日まで多くの雨が降った後、18~20日には小康状態になると展望した。しかし日曜日の21日は梅雨前線が再び南下しながら中部地方に多くの雨を降らせ、22~23日には全国的に雨が降ると予想した。特に23日には済州道(チェジュド)と南部地方を中心に多くの雨が降る見通しだ。

気象庁のホ・ジノ通報官は「中国の渤海湾付近まで北上した梅雨前線が一時南下しながら17日午前までに中部地方を中心に雷・稲妻を伴い1時間あたり30ミリ以上の強い雨が降って、一部地域は最高150ミリの雨が降る」と話した。


これに伴い気象庁は16日、首都圏と江原・忠清(チュンチョン)の一部地域に豪雨予備特報を出した。首都圏・江原地域は17日明け方、忠清地域は17日朝に豪雨特別警報が発令されると予想されている。

中部地方とは違い、南部地方では最近1週間、猛暑が続いている。大邱(テグ)・釜山(プサン)と済州地域は平年の降水量に満たない少雨だ。済州は初期の日照りで豆・ゴマ・陸稲など夏作物の生育の不振被害が一部にあらわれている。その一方ソウルは先月17日に梅雨が始まって以来、今月16日午後3時までに457.6ミリの雨が降った。これは中部地方の梅雨期の平均降水量(1981~2010年)の366.4ミリよりも24.9%多い。春川(チュンチョン)地域は同じ期間に711.1ミリの雨が降って平年降水量の2倍に肉迫した。



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