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歌手ロイ・キム、自作曲の盗作疑惑が相次ぐ…ファン怒り

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歌手のロイ・キム。

歌手のロイ・キム(20、本名キム・サンウ)に再び盗作疑惑を向けられている。

ロイ・キムの自作曲『春春春』は4月22日のリリース当時、故キム・グァンソクのオリジナル・アルバム4集の収録曲『風が吹く場所』を盗作したのではないかと疑われていた。今回はインディーバンド「アコースティック・レイン」の『Love Is Canon』と前半部のコード運びが似ているうえメロディーが全く同じだという主張が一部から提起された。『Love Is Canon』はアコースティック・レインが昨年10月、自身のYouTube(ユーチューブ)に掲載して大衆の耳目を集め、今年3月に音楽著作権を登録した曲だ。アコースティック・レインは今年4月、ロイ・キムが『春春春』を発売した直後、自身のブログに「ユーチューブのIDを1つずつ持ち、本人の曲をアップロードしてもらいたい。ロイ・キムには何の感情もない。うまくいくように願う」というコメントを残して目を引いた。

このような事実は今月13日夜に各種ポータルサイトの掲示板やSNSを通じて広まり、論争に火がついた。ロイ・キムが13日に開いた自身の単独コンサートで、自作曲『祝歌』を披露しながら「Busker Busker(バスカー・バスカー)のチャン・ボムジュンが祝歌を歌う(ユーチューブの)映像を見てインスピレーションを得て作った曲だ。これをめぐって『真似をした』と非難を受けたが、“バンバババン”の部分は結婚行進曲(メロディ)にある。真似たものではない」と話した。続いて「しかし、それで都合が悪いというならこの歌を歌うたびにチャン・ボムジュンについて言及したい」と話し、パフォーマンス中にチャン・ボムジュンの名前を叫ぶなどして非難を受けた。


ロイ・キムの行動はネットユーザーの間で話題になり、彼の盗作疑惑に再び火がついた。論争が大きくなると、ロイ・キムは14日、自身のツイッターを通じて「私の軽率な行動が物議をかもして申し訳ない。私もチャン・ボムジュンさんの音楽が好きなファン。意図せずファンの皆さんに心配をおかけした。これからはすべての言動に慎重な人間になれるよう努めたい」と明らかにした。だがロイ・キムが進行しているMBC(文化放送)ラジオ『ロイ・キムとチョン・ジュニョンの親しい友』の公式ホームページのリクエスト曲掲示板には、アコースティック・レインの『Love Is Canon』へのリクエストが殺到している。これに加えてノルウェーのバンド「A-Ha」の『Take on me』を盗作したという主張も出てくるなど、ロイ・キムの盗作疑惑は手のほどこしようがない騒動に発展している。

ロイ・キムは昨年末に放映が終了した音楽オーディション番組『スーパースターK4』で優勝した。ハンサムな容貌と甘美な歌声だけでなく、米国ジョージタウン大学への入学を控えていたことや韓国で有名なマッコリ会社の会長の子息である事実まで知らされ、超がつく名門優等生ぶりで大衆の関心を一身に集めていた。しかし本格的なデビュー後は、自作曲『春春春』や『祝歌』が相次いで盗作疑惑をかけられて辛酸をなめている。そのうえ、ロイ・キム自身が盗作騒ぎにこれといった立場を表明しておらず、疑惑をさらに増幅させている状態だ。



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