20年前の日本のように韓国もデフレに陥ってしまうのだろうか。
茨城県に住む日本人のアツヤさん(55・仮名)。彼は1989年に日本住宅金融公社から「ゆとりローン」を受け一戸建て住宅を買った。家賃の出費が負担になったためだ。彼は「当時5年分の家賃程度で家を買うことができた。月給も上がり続けると考えたし、不動産も買っておけば上がると思った」と話した。だが、状況は急変した。90年代に入りバブル崩壊で資産価格が急落し日本は長期不況に陥った。彼は給料が月15万円の非正規社員に転落した。家を処分したがローンは1500万円残った。彼の耐乏生活は20年以上続いている。
◇マンション価格下落+個人負債増加+低成長
20年前の日本とそっくり…韓国もデフレに閉じ込められるのか(2)