金養建(キム・ヤンゴン)北朝鮮労働党統一戦線部長
6日に板門店(パンムンジョム)で行われる当局間の実務会談を契機に、金養建がまた注目されている。稼働中断から3カ月が経過した開城(ケソン)工業団地の問題を議論する席という点でだ。金養建は開城工業団地を閉鎖した張本人でもある。金養建は4月8日に現場に姿を現し、「われわれ(北朝鮮側)の従業員を全員撤収する。工業地区事業を暫定中断し、その存廃について検討する」という談話を出した。政府は今回の会談で、金養建のこうした措置と非難談話が不当だったという点を浮き彫りにする方針という。金養建の対南圧力は成功しなかったが、誤った南北関係の慣行を正すというレベルでだ。
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