日本のフィギュアスケート選手・安藤美姫が、自身の娘の父親について「日本の元フィギュア選手」だと明らかにした。

日本のスポーツ専門メディア日刊スポーツによれば、安藤美姫は３日に声明を発表して「娘の父親の名前を知らせるのは控えたい。結婚はしなかったけれど相手の男性は日本の元フィギュア選手だ」と明らかにした。さらに「私の気持ちを理解していただき、静かに見守って下さればと思う」と付け加えた。

安藤は先立って１日、テレビ朝日の『報道ステーション』に出演して４月に娘を出産した事実を知らせた。それ以後、日本の報道機関やネットユーザーらが子供の父親について色々な憶測を出していた。５月に同居説が出ていた南里康晴氏とともに過去の恋人でありコーチであったモロゾフ氏（ロシア）が有力な父親候補としてとり上げられ、あるテレビ放送ではモロゾフ氏に電話をかけて事実確認をすることもした。モロゾフ氏は当時「私は（子供の父親とは）違う」として急に電話を切った。安藤美姫はさらに多くの推測を払しょくするために「日本のフィギュア選手」とくぎを刺したものと見られる。


日本では現在、フィギュア選手を引退したプロスケーターの南里康晴氏を子供の父親と見ている。南里氏は２００４年国際スケート連盟（ＩＳＵ）ジュニアグランプリファイナルで男子シングル１位になったフィギュア界の有望株であった。２００８年ゴールドスピンでは優勝した。現役時代は選手として大きく光は当たらなかったが美男選手として人気があった。現在はプロスケーターに転向してアイスショー中心の活動をしている。

一方ソチオリンピックを目標に復帰した安藤美姫は、日本選手権大会で３位以内に入ればオリンピックに出場できる。日刊スポーツは「オリンピック代表選抜のためには１２月の全日本選手権の地域予選である関東選手権（１０月１１～１４日、埼玉）が第１関門」と報道した。