地下鉄・図書館など公共の場で周囲の人を驚かせる程大きい携帯電話の着信音の音量が規制される。

環境部は１６日、最近の携帯電話の着信音の騷音が主要生活公害に登場しているとみて、現在市販中の携帯電話を集め、着信音があまりにも大きい製品に対しては制裁を加えることにした。


環境部は国立環境研究院で製造会社の関係者が参加する中、着信音を測定し、結果をマスコミに公開して勧告基準に違反した製品の製造会社に対しては基準に従うよう促す計画だ。


これと関連し、昨年７月に環境部と携帯電話生産会社は、携帯電話が公共の場所で騷音公害を起こさないように、携帯電話の最大着信音を既存７０デシベルから６８デシベル以下に下げるように勧告基準を作ったことがある。７０デシベルは０．５メートル程度の距離で聞く一般的な電話のベル音で、うるさい事務室でも道でも聞くことができる程度だ。

６８デシベルに下げれば、音の大きさは３５％程度減るようになり、他の人には被害を与えず使用者が着信音を聞くのに支障のない水準だ。

国立環境研究院の関係者は「一部の携帯電話機が勧告基準を越えていることがわかった。」とし、「勧告基準内であっても公共の場所では、できるだけ着信音がしないように『マナーモード』に設定しておくマナーが必要だ」と語った。