先月20日、日本の千葉県野田市にある自動車オークション会場『USS東京』の中にある食堂。壁にかかった5枚の大型メニュー板のうち英語で“外国人用(For Foreigner)”と書かれたメニュー板が目を引いた。ここには「牛肉と豚肉が入っていないカレーとナン(インドなどの伝統パン)と一緒に提供する」という説明がついていた。 同日、日本の千葉県柏市の自動車オークション会場『CAA』の2階の片隅には緑色のカーテンが張られた小さな部屋があった。この会社の長野孝幸・営業総括室長は「中東や東南アジアの中古車輸入業者がオークション会場を多く訪れるので、イスラム教徒のために祈祷室をつくった」と紹介した。
外国人バイヤーが中古車市場の大手に浮上している。日本では昨年100万台の中古車が海外に輸出された。2008年のグローバル金融危機で需要が落ち込む前には1年に130万台以上の中古車が海外に売れた。日本で取り引きされる中古車5台のうち1台が海を渡っていくという話だ。トヨタが運営するオークション会場『TAA』の森田雄二・東京オークション所長は「オークション参加顧客の30%程度が外国人」と話した。アジスと名前を明らかにしたパキスタン出身のバイヤー(33)は「日本のオークション会場は多様な車を一度に見ることができ、外国人専用メニューなども提供されて便利だ」と話した。
日本だけではない。韓国でも中古車の輸出はかなりよい事業になっている。昨年韓国は中古車取り引き全体の10%を超える37万台余りの中古車を輸出した。金額では20億ドル相当を超える。2007年当時は中古車輸出額は8億ドルをわずかに上回るほどだった。現代(ヒョンデ)グロービス始華(シファ)オークション会場のクァク・ヨンホ部長は「高い関税がつくのでサンタフェDMのような人気車種は輸出された地域の中古車価格が韓国の新車価格(3000万ウォン台序盤)より高い場合もある」と話した。
韓国・日本両国の中古車輸出の1等功労者はロシアだ。ロシアは昨年、韓国では輸出金額(5億9975万ドル)で最大、日本では輸出台数(14万2412台)の面で最大需要国だ。雪が多いロシアでは良く目につく黒色の車が白色の車より人気が高い。残りの国は韓国・日本両国が市場を分け合っている。韓国はヨルダン・リビア・カンボジア・モンゴルなどに輸出が多い。日本はアラブ首長国連邦(UAE)・チリ・ニュージーランド・南アフリカ共和国などが主な輸出国だ。現代グロービスのクァク部長は「韓国内で中古車需要が低い、ガソリンを入れるスポーツユーティリティー車両(SUV)も海外では人気がある」として「このような車を一般中古車市場ではないオークション会場を通じて売ればさらに高い利益を得られる」と耳打ちした。
外国人バイヤーが中古車市場の大手に浮上している。日本では昨年100万台の中古車が海外に輸出された。2008年のグローバル金融危機で需要が落ち込む前には1年に130万台以上の中古車が海外に売れた。日本で取り引きされる中古車5台のうち1台が海を渡っていくという話だ。トヨタが運営するオークション会場『TAA』の森田雄二・東京オークション所長は「オークション参加顧客の30%程度が外国人」と話した。アジスと名前を明らかにしたパキスタン出身のバイヤー(33)は「日本のオークション会場は多様な車を一度に見ることができ、外国人専用メニューなども提供されて便利だ」と話した。
日本だけではない。韓国でも中古車の輸出はかなりよい事業になっている。昨年韓国は中古車取り引き全体の10%を超える37万台余りの中古車を輸出した。金額では20億ドル相当を超える。2007年当時は中古車輸出額は8億ドルをわずかに上回るほどだった。現代(ヒョンデ)グロービス始華(シファ)オークション会場のクァク・ヨンホ部長は「高い関税がつくのでサンタフェDMのような人気車種は輸出された地域の中古車価格が韓国の新車価格(3000万ウォン台序盤)より高い場合もある」と話した。
韓国・日本両国の中古車輸出の1等功労者はロシアだ。ロシアは昨年、韓国では輸出金額(5億9975万ドル)で最大、日本では輸出台数(14万2412台)の面で最大需要国だ。雪が多いロシアでは良く目につく黒色の車が白色の車より人気が高い。残りの国は韓国・日本両国が市場を分け合っている。韓国はヨルダン・リビア・カンボジア・モンゴルなどに輸出が多い。日本はアラブ首長国連邦(UAE)・チリ・ニュージーランド・南アフリカ共和国などが主な輸出国だ。現代グロービスのクァク部長は「韓国内で中古車需要が低い、ガソリンを入れるスポーツユーティリティー車両(SUV)も海外では人気がある」として「このような車を一般中古車市場ではないオークション会場を通じて売ればさらに高い利益を得られる」と耳打ちした。
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