朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談の後、北朝鮮が中国を“外勢”と見なす発言をした。
朴大統領が訪中日程を終えて帰国してから7時間足らずの1日午前1時48分、北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は、先月27日の韓中首脳会談と29日の清華大演説でした朴大統領の「北核不用」「核・経済並進路線不可」発言などについて、「われわれの尊厳と体制、政策路線に対する正面からの挑戦であり、容認できない重大挑発」と非難した。さらに「朴槿恵の思惑は外勢の力を借りてわれわれを武装解除させ、反共和国な国際協調でわれわれの体制を変化させようというものだ」と主張した。
韓国政府当局者は「北『外勢の力を借りて』という表現を使ったのは中国に対する不快感を表したものだ」と分析した。北朝鮮は昨年12月の長距離ロケット発射後、国連の対北朝鮮制裁に中国が参加すると、「責任がある大国が揺れている」とう回的に中国を批判したことがあるが、その後は中国に対して慎重な態度を維持してきた。このため、朴大統領と習主席の首脳会談で合意した対北朝鮮協調の雰囲気に対し、危機感と同時に内心を表したという分析だ。
この日、祖平統は朴大統領の職責を省略しながら名指しし、「われわれ(北)の尊厳と体制を深く冒とくする妄言」「甚だ空しい夢」などの表現で対北朝鮮関連発言を猛烈に非難した。
これに対し金炯錫(キム・ヒョンソク)統一部報道官は「南北関係の健全な発展のためには言動を自制し、節制する必要がある」とし「自らの主張を表現するうえでも、それなりの礼儀を持って品格ある言語を使用するべきだ」と忠告した。
北朝鮮の激しい抗議に対し、鄭永泰(チョン・ヨンテ)統一研究院選任研究委員は「前例のない韓米中の対北朝鮮協調に包囲されたような北の危機感が感じられる」と分析した。また「核・ミサイル挑発後に対話による交渉局面に向かおうとしていた北は、6カ国協議の再開が難関に直面し、朴槿恵政権との当局者会談までが中止になり、南北対話を通じた朝米交渉という構想もこじれたため、一言で危機状況」と診断した。
こうした状況で5月初めの韓米首脳会談に続き、6月の米中、韓中首脳会談でも圧力が加わったため、非難を浴びせたということだ。
北朝鮮「朴槿恵、外勢の力を借りて…」 韓国側に傾く中国に不快感(2)
朴大統領が訪中日程を終えて帰国してから7時間足らずの1日午前1時48分、北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は、先月27日の韓中首脳会談と29日の清華大演説でした朴大統領の「北核不用」「核・経済並進路線不可」発言などについて、「われわれの尊厳と体制、政策路線に対する正面からの挑戦であり、容認できない重大挑発」と非難した。さらに「朴槿恵の思惑は外勢の力を借りてわれわれを武装解除させ、反共和国な国際協調でわれわれの体制を変化させようというものだ」と主張した。
韓国政府当局者は「北『外勢の力を借りて』という表現を使ったのは中国に対する不快感を表したものだ」と分析した。北朝鮮は昨年12月の長距離ロケット発射後、国連の対北朝鮮制裁に中国が参加すると、「責任がある大国が揺れている」とう回的に中国を批判したことがあるが、その後は中国に対して慎重な態度を維持してきた。このため、朴大統領と習主席の首脳会談で合意した対北朝鮮協調の雰囲気に対し、危機感と同時に内心を表したという分析だ。
この日、祖平統は朴大統領の職責を省略しながら名指しし、「われわれ(北)の尊厳と体制を深く冒とくする妄言」「甚だ空しい夢」などの表現で対北朝鮮関連発言を猛烈に非難した。
これに対し金炯錫(キム・ヒョンソク)統一部報道官は「南北関係の健全な発展のためには言動を自制し、節制する必要がある」とし「自らの主張を表現するうえでも、それなりの礼儀を持って品格ある言語を使用するべきだ」と忠告した。
北朝鮮の激しい抗議に対し、鄭永泰(チョン・ヨンテ)統一研究院選任研究委員は「前例のない韓米中の対北朝鮮協調に包囲されたような北の危機感が感じられる」と分析した。また「核・ミサイル挑発後に対話による交渉局面に向かおうとしていた北は、6カ国協議の再開が難関に直面し、朴槿恵政権との当局者会談までが中止になり、南北対話を通じた朝米交渉という構想もこじれたため、一言で危機状況」と診断した。
こうした状況で5月初めの韓米首脳会談に続き、6月の米中、韓中首脳会談でも圧力が加わったため、非難を浴びせたということだ。
北朝鮮「朴槿恵、外勢の力を借りて…」 韓国側に傾く中国に不快感(2)
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