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<南北首脳会談対話録公開>盧元大統領「NLL変更すべき…私は委員長様と同じ認識」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国家情報院が「2007年南北首脳会談対話録全文」を国会情報委員会に伝達した24日午後、セヌリ党の尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)院内首席副代表(左)が「一般文書なので公開しても法的問題はない」と述べている。鄭清来( チョン・チョンレ)民主党幹事は「国情院は、民主党が文書受領を拒否すると言ったのにもかかわらず強制的に伝達しようとする場合、警察を呼んで制止する」と述べた。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が07年の南北首脳会談当時、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(国防委員長)に対し、西海(ソヘ、黄海)上の北方限界線(NLL)問題について、「この問題において私は委員長様と同じ認識を持っている。NLLは変えなければいけない」と述べたことが確認された。また盧元大統領は「私たちが提案したいのは、安保軍事地図上に平和経済地図を大きく上にかぶせて描いてみようということ」と述べた。

こうした事実は、国家情報院が24日、「07年南北首脳会談会議録」全文(103ページ分量)を国会情報委所属の議員に提出して明らかになった。

中央日報が入手した会議録全文によると、金正日総書記はNLL問題について、「私の考えでは、われわれが主張する軍事境界線、また南側が主張する北方限界線、この間にある水域を共同漁労区域、または平和水域に設定すればどうだろうか」と提案した。


これに対し盧元大統領は「NLLは国際法的な根拠もなく、論理的な根拠もはっきりしないものだが…現実として強い力を持っている」とし「北側の人民としても、それはおそらくプライドにかかわるもので、南側ではこれを領土と主張する人たちがいる」と話した。続いて「この混同を解かなければならないが、軍事会談に入れておくとけんかばかりする。いくら説明をしても何度も違う話をする」とし「委員長が提起された西海の共同漁労平和の海…それを南側にして解決したいが…」と話した。

さらに「西海平和協力地帯を設置することにし、それで平和問題、共同繁栄の問題を一挙に解決することに合意し、そこに必要な実務協議を続けていけば、私の任期内にNLL問題はすべて治癒される」とし「私が最も核心的に、最も大きな目標と考えていた問題を、委員長様がいま承認してくださった」と話した。

北朝鮮の核問題と関連し、盧元大統領は「私はこの5年間、北核問題をめぐる北側の6カ国協議での立場において米国と戦ってきたし、国際舞台に行って北側の立場を弁護してきた」とし「しかし私が米国にはっきりと間違っていると言えないのは、米国が会談場を出て行ってしまえば、北側にもよくないことだが、私たち南側としてもよくない」と話した。



<南北首脳会談対話録公開>盧武鉉元大統領「NLL変更すべき…私は委員長様と同じ認識」(2)

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