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韓国戦争、「忘れられた戦争」から「忘れられた勝利」に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「多くの米軍が韓国戦争(1950-53)で負傷して死亡したが、米国人はその間、韓国戦争参戦軍人にそれほど敬意と感謝を表してこなかった」。

1950年9月に名前も聞き慣れない「コリア」での戦争に投入された19歳の青年は、今はもう81歳の老人だ。当時、米海兵隊員として韓国戦争に参戦したジョシュ・イングルハートさんは18日(現地時間) 、ワシントン近郊の米国防省庁舍(ペンタゴン)1階に用意された韓国戦争記念展示館の開館式で興奮を隠せなかった。「あまりにも遅い気がするが、それでもうれしい。韓国戦争参戦勇士を忘れず覚えていてくれた韓国人に感謝する」と語った。

米国で韓国戦争は“忘れられた戦争”と呼ばれる。第2次世界大戦(1939-45年)、そして米国に深い傷を残したベトナム戦争(65-73年)という2つの大きな戦争の間に挟まれたからだ。しかしその“忘れられた戦争”で犠牲になった米兵は5万4000人にのぼる。ベトナム戦争の5万8000人より少ないが、戦争期間が3年と短かったことを勘案すれば非常に多い。


その韓国戦争を記憶しようという動きが米国で起きている。しかも今年は停戦協定(53年7月27日)から60周年を迎える。特に米国の助けで、戦争の傷を踏んで経済大国に成長した韓国に対する関心が高まり、こうした動きも加速している。その結果物がこの日ペンタゴンでオープンした「韓国戦争記念展示館(Korean War Exhibit)」だ。すでにワシントンのリンカーン記念館付近に韓国戦争参戦勇士記念碑がある。しかし彫刻公園であり、設立の主体が参戦軍人だ。一方、ペンタゴン展示館は米連邦政府が50万ドルを投入して設立した博物館形式の初の記念館という点で意味が違う。



韓国戦争、「忘れられた戦争」から「忘れられた勝利」に(2)

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