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国内より海外が稼げる?韓流アイドルがワールドツアーに出るワケ(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

少女時代

「東方神起、BIGBANG(ビッグバン)、少女時代は皆どこへ行ったのか?」。

トップ級アイドルが韓国の歌謡界から姿をくらました。1年の売り上げだけで数百億ウォンに達するアイドルたちが団体休暇でも取っているのか。SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のウニョク、東方神起のチェガン・チャンミンなど芸能番組に個別で出演しているメンバーはいるが、チーム活動は一度もない。1年だけで3、4の新曲を発表する新人級アイドルと比較すると明らかに少ない活動だ。BIGBANGは昨年6月、SUPER JUNIORは昨年8月、東方神起は昨年11月、少女時代は今年1月の活動を最後に痕跡がない。4チームは、今年ニューアルバムを持ってカムバックするような計画もやはりまだない。

その秘密は最近活発なワールドツアーに見出すことができる。本格的なツアー時代が開かれ、“ビッグマネー”は海外でつくり出される。韓国内で知名度を高めた後なら、韓国内よりも海外で活動するほうが売り上げに有利だ。K-POP市場が花開く中、今年1年のワールドツアーに名前を挙げたチームだけで8チームだ。これまで英米ポップスターがアルバムを出してワールドツアーをしていたように、K-POPスターもツアーに相次いで乗り出しているということだ。東方神起・SUPER JUNIORを筆頭にG-DRAGON(ジードラゴン)、CNBLUE(シーエヌブルー)、BEAST(ビースト)、少女時代、2PM(ツーピーエム)、INFINITE(インフィニット)などが全世界を駆け回る。K-POPスターのワールドツアーラッシュを見回してみた。


▲アジアは狭い、欧州で南米で

真の意味でのワールドツアー時代が開かれた。アジアツアーに米国ラスベガス公演程度を追加して“ワールドツアー”の名前を冠したような“にせもの”とは明らかに違う。全世界のK-POPウェーブが追い込まれるところなどない。デビュー10年目の東方神起から4年目のINFINITEまで、海外に強力なファン層さえいれば間違いなくワールドツアーに立ち向かう現実。新曲発表よりはツアーに集中するという世界的なポップスターらと同じようなスケジュールをこなしている。

まずSUPER JUNIORは4月末にブラジル・アルゼンチン・チリ・ペルーなど南米4カ国のコンサートでワールドツアー『SUPER SHOW5』の序幕を飾った。2008年に始まったSUPER JUNIORのブランドコンサート“SUPER SHOW”は、2012年から、アジアツアーをワールドツアーに看板を変えた。

BIGBANGは一年中ツアーだ。昨年から今年の初めまで続いたワールドツアーでは、ビートルズが公演したロンドンのウェンブリー・アリーナに2万4000人余りの観客を呼び込むなど大盛況を博した。リーダーのG-DRAGONは、BIGBANGのワールドツアーが終わるやいなやソロで全世界を回っている。D-LITE(ディライト)もやはり日本でソロシングルを発表してアリーナツアーを終えた。11月からはBIGBANGとして再び一つになる。日本の6つのドーム球場を回る『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014』(仮タイトル)を行う。15回にかけて計72万1000人を動員する最大規模だ。韓国で完全体のBIGBANGに会うのは、空の星をつかむように難しい。

CNBLUEはロックバンドとして初めてワールドツアーに出た。4月6日の台湾を始めシンガポール・タイ・香港・豪州・フィリピンで公演を開催した。欧州-南北米の日程も調整中だ。少女時代はガールズグループの中で2NE1(トゥエニィワン)に続き2番目のワールドツアーに出る。9日、ソウルで『2013 GIRLS’GENERATION WORLD TOUR-Girls&Peace-』を開催し、7月の台湾を始めアジアはもちろん米国、南米など全世界の主な都市でワールドツアーを継続する。

末っ子のINFINITEもワールドツアー行きの飛行機に乗る。8月9日のソウル公演を始め香港・日本・台湾・シンガポール・マレーシア・中国・米国・ペルー・英国・フランスへとつながる。INFINITEの所属事務所関係者は「K-POPが人気を呼びながら全世界のファン層が厚くなった。先輩グループが道をきちんとつくっておいてくれたので、比較的簡単にツアーが準備できる」と伝えた。



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