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<W杯サッカー>イラン監督「復しゅうはサッカーで、血の代わりに汗で」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

サッカーイラン代表のカルロス・ケイロス監督(右)。

「復しゅうはサッカーでする。血には汗で応える」--。

サッカーイラン代表のカルロス・ケイロス監督は17日、蔚山(ウルサン)文殊ワールドカップ(W杯)競技場で行われた記者会見で冷静な姿を見せた。しかし孫弘敏(ソン・フンミン、レバークーゼン)が数日前、「イランのネクナムの目から血の涙を出させる」と発言したことに対してはコメントした。

ケイロス監督は「30年間、英国やスペインなどで監督をしてきたが、このような血と復しゅうのサッカーは経験したことがない。もうやめるべきだと思う。復しゅうはサッカーで、血には汗で応える」と述べた。


イランの主将ネクナム(エステグラル)は「孫弘敏の発言に対して直接コメントする必要は感じない。しかし付け加えていうなら、血の涙は特別なものでもない。母国のために命を捧げることもできる」と受け返した。

ケイロス監督も続いた。ケイロス監督は韓国のレンタカーの運転手が道に迷ったことで、記者会見への到着が遅れた。ケイロス監督は「申し訳ない」と繰り返し謝りながらも、「チェ・ガンヒ監督だったら抗議して舌戦を繰り広げただろうが、私はそうでない」と語った。

チェ・ガンヒ監督が11日、「イランが憎い。ウズベキスタンと本大会に行きたい」と述べたことに対し、ケイロス監督は「チェ監督にウズベキスタンのユニフォームをプレゼントする」と言いながら怒りを表していた。するとチェ監督は「選手たちが着るようにユニフォーム11着を贈ってほしい」と受け返した。

この日の記者会見場で、「本当にウズベキスタンのユニフォームを持ってきたのか」という質問が出ると、ケイロス監督は「1着を持ってこようとしたが、11着を要求したので持ってくることができなかった」と言って笑った。

ケイロス監督は「試合後はチェ監督とユニフォームを交換しながらお互いの本大会進出を祝いたかった。韓国が本大会進出を確定すれば渡すイランの伝統の花も持ってきた」と話した。



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