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<大リーグ>柳賢振の次のミッション 「イチローを抑えろ」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

柳賢振(リュ・ヒョンジン、26、LAドジャース)

「全力投球で三振を取りたい」。決心を現実にする時がきた。

柳賢振(リュ・ヒョンジン、26、LAドジャース)が日本野球のアイコン、イチロー(40、ニューヨーク・ヤンキース)と熱い投打対決をする。

柳賢振は13日(以下、日本時間)のアリゾナ戦で6イニングを投げ、3失点した。3度目の7勝目挑戦となる柳賢振の次の相手が決まった。伝統の強豪ニューヨーク・ヤンキースだ。


19、20日の未明、ヤンキーススタジアムで午前5時5分から行われる2連戦のうち1試合に登板する予定だ。ドジャースは休養日が2回もあるため、一時的に4人のローテーションを稼働する見込みだ。15-17日のピッツバーグ戦にはフィフ、カーショー、グレインキーが順に登板し、柳賢振は19日の試合に先発することが有力視される。

柳賢振のヤンキース戦登板が関心を集めるのは、日本人最高の打者イチローとの対決のためだ。イチローは日本プロ野球で活躍した後、01年に米国に渡った。シアトルに入団したイチローはデビュー初年度、安打・盗塁・打率の3冠王となり、センセーションを起こした。アメリカンリーグ新人王はもちろん、東洋人選手初のMVPまで獲得した。04年には262安打で、シーズン最多安打記録を更新した。東洋人打者はメジャーで成功しないという偏見もイチローによって破られた。

しかし天下のイチローも歳月には勝てないようだ。徹底的に自己管理をするイチローも運動能力の低下は防げなかった。力が衰え始めたイチローは昨シーズン途中、シアトルからヤンキースに移籍した後、勢いを継続したが、初めて200本安打に届かなかった。今季の打率はデビュー以来最悪の2割5分9厘(13日現在)にとどまっている。

それでも油断できる相手ではない。イチローは“韓国人キラー”だ。朴賛浩(パク・チャンホ、40、引退)はイチローを相手に通算31打数12安打(打率3割8分7厘)と劣勢だった。朴賛浩の全盛期が過ぎてからの対決が多かったが、イチローはいつも朴賛浩を苦しめた。

徐在応(ソ・ジェウン、起亜、36)と金善宇(キム・ソンウ、36、斗山)、金炳賢(キム・ビョンヒョン、34、ネクセン)も米国時代、イチローとの対戦でそれぞれ11打数4安打、4打数2安打、3打数1安打だった。

国際大会でもイチローは韓国キラーだった。09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で林昌勇(イム・チャンヨン)から決勝打を放ったのがイチローだった。

柳賢振は09年のWBCでイチローと対決している。第1ラウンドの順位決定戦で救援登板し、イチローにセンター前ヒットを許した。米国進出が確定した後はイチローを相手に戦意を見せたりもした。柳賢振は1月に開かれた歓送会で「イチロー選手に会えば、最初の勝負が重要になると思う。全力投球で三振を取りたい」と話している。4年ぶりのリベンジが目の目に迫っている。



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