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<W杯サッカー>予選後に全北に復帰する韓国監督…すぐにも新監督の人選を

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国代表チームのチェ・ガンヒ監督。

2014ブラジルワールドカップ(W杯)が1年後に迫った。韓国代表チームのチェ・ガンヒ監督の全北現代復帰は既定事実だ。チェ監督は「韓国サッカーの火消し役だけをして全北現代に戻る」という以降を繰り返し明らかにしてきた。18日にイラン戦を行い、1週間後の行われる水原サムスン戦から全北のベンチに座る予定だ。

韓国はイランと引き分けてもブラジルW杯に自力進出する。韓国がイランに0-3で敗れ、ウズベキスタンがカタールを4-0で破るような大惨事さえ起きなければ、負けても本大会に進出できる。現在、韓国サッカー協会としては、イラン戦ではなく、ブラジルW杯にまで韓国を指揮する新監督を決めることが急がれる。

2002年韓日W杯を控え、ヒディンク監督には1年6カ月の準備期間が与えられた。06年のドイツW杯当時、アドフォカート監督は9カ月間、韓国を指揮した。ヒディンクは成功したが、アドフォカートは選手を把握して終わったという批判も受けた。今すぐ監督を決定しても、新監督には1年しか時間がない。


来月20日から東アジアカップが開催される。韓国は国内組を中心に豪州・中国・日本と対戦する。新監督が実戦で選手を把握し、チーム再建を始める絶好のチャンスだ。この時期を逃せば、8月、9月のAマッチにずれ込む。できれば6月末まで、遅くとも7月上旬までには新監督を選定しなければならない。

韓国サッカー界は代表監督を選任する度にもめてきた。今回も前轍を踏まないためには、直ちに新監督の人選基準と選抜方式、候補群の選別などの作業をしなければならない。すでにサッカー界では洪明甫(ホン・ミョンボ、44、元五輪代表チーム監督)、ギュネス元FCソウル監督(トルコ)、ビエルサ・アスレティック・ビルバオ監督(アルゼンチン)らが候補に挙がっている。

この機会に監督を選抜する方式も改善する必要がある。技術委員会が監督の選抜を主導するのは現実的でない。現在サッカー協会には許丁茂(ホ・ジョンム)副会長、チェ・マンヒ技術教育室長、皇甫官(ファンボ・グァン)技術委員長、イ・ヨンス未来企画団長ら能力がある人物が多い。監督選抜特別委員会を稼働するのも代案となる。多くの船頭より、資格を備えた少数精鋭の慎重な選択が効率的だ。

サッカー協会の公式立場は「ひとまず18日のイラン戦を見守る」というものだ。目の前の戦闘を意識する態度だ。しかし内部では1年後にブラジルで開催される本当の戦争を準備しなければならない。



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