今回の会談が電撃的に成し遂げられるようだったが、失敗に終わるまでかかった時間はわずか8日間だった。今月6日、祖平統が電撃的に南北当局間会談を提案するとすぐに韓国政府は異例の速さで呼応した。7時間後に北朝鮮の対話提案を肯定的に評価するという立場と合わせて会談を長官級に決め、12日にソウルで開催しようと北朝鮮側に提案した。北朝鮮側もすぐ翌朝、長官級会談開催に同意するという意とともに実務会談開催を提案し、遮断していた板門店(パンムンジョム)連絡チャネルも開いた。5年の空白を考えれば想像もできないほどの進展スピードであった。これにともない、米国、中国、日本など周辺国が歓迎の意向を明らかにして期待感を表した。
ところが、南北が直接向かい合って座った現場の雰囲気は大きく異なった。実務接触が17時間続いても議題と首席代表の格などで合意できないのだ。些細な事のように見える問題への立場の違いが会談を無にする結果につながったのだ。対面する前に見せた相手に対する好意的立場が、向かい合うやいなや神経戦に変わり、ついに相互非難戦で終結している。当初、なぜ対話することにしたのか、どうしてしなければならないのかに対する十分な省察があったのかただ気になる。
ところが、南北が直接向かい合って座った現場の雰囲気は大きく異なった。実務接触が17時間続いても議題と首席代表の格などで合意できないのだ。些細な事のように見える問題への立場の違いが会談を無にする結果につながったのだ。対面する前に見せた相手に対する好意的立場が、向かい合うやいなや神経戦に変わり、ついに相互非難戦で終結している。当初、なぜ対話することにしたのか、どうしてしなければならないのかに対する十分な省察があったのかただ気になる。
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