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<野球>阪神、韓国最高のクローザー呉昇桓の獲得に向け準備

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

呉昇桓(オ・スンファン、31、サムスン)

日本プロ野球の阪神タイガースが呉昇桓(オ・スンファン、31、サムスン)獲得戦に本格的に参入する見込みだ。

日本のサンケイスポーツは12日、「阪神の坂井信也オーナー(65)が和田豊監督(50)の事実上の留任を決め、新しい守護神候補として韓国のセーブ王、呉昇桓を念頭に置いている」と報じた。

現在の阪神の成績は34勝22敗2分け(11日基準)で、読売と0.5ゲーム差のセリーグ1位。昨年の5位とは対照的な成績で、球団は和田監督のチーム運営力を高く評価している。球団関係者は「できるだけ長く監督をやらせたい」と伝えた。


球団は積極的な支援を惜しまない方針だ。その一つが新しい守護神の獲得だ。阪神は今季前、藤川球児(シカゴ・カブス)のメジャー進出でクローザー不在に苦しんでいる。抑えを任せられた久保康友は不振で2軍行きとなり、5月末に迎えた外国人投手ブレイン・ボイヤーの球威は抑え用ではないという評価だ。このため球団は若手選手の育成に期待をかける一方、守護神強化の必要性を感じている。

阪神の関心は海の向こうにある。阪神は呉昇桓の獲得に向けた調査に着手したという。同紙は「呉昇桓は最高球速157キロの直球とスライダー、カーブを投げ、韓国で過去5度のセーブ王に輝いた。2011年には韓国球界最高の47セーブをマーク、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に3大会連続で出場し、09年には韓国の準優勝に貢献した韓国の代表的なクローザー」と説明した。

また呉昇桓はFA(自由契約選手)資格を取得するが、海外進出のためにはサムスンの承諾が必要だという点も伝えた。しかし昨年からすでに本人が海外進出を希望しているため、米国と日本の間で呉昇桓争奪戦が予想される。同紙は「阪神は呉昇桓獲得が可能になればすぐに動けるよう準備している」と伝えた。



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