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岐路に立つアベノミクス、韓国の投資家が“気がかり”な3つのこと(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
アベノミクスが揺らいでいる。昨年末から急騰していた日本の株式市場は、最近2週間で20%近く暴落した。同じ期間に日本の円相場は5%ほど上がった。円安に乗って常勝疾走していた日本の株式市場が路頭に迷ったようだ。韓国の投資家もあわただしく計算機をたたいている。最近1週間で日本の株式型ファンドからは340億ウォン(約30億円)の資金が抜け出て行った。今年に入ってからだけでも平均22%台の収益をもたらした日本ファンドだった。日本経済はどこへ向かうのか、日本に投資するにはあまりに手遅れなのか。アベノミクスの行方と韓国の投資家が取るべき戦略を、専門家たちに大きく3つに分けて尋ねてみた。

Q1.日本の株式市場はずっと投資してもかまわないか。

A1.短期調整の可能性大きい…ひとまず見守れ。


多くの専門家が、最近の日本の株式市場の調整と日本円の急騰を“短期的現象”だと見ている。とてもはやい速度で円安が進行して株価が上がったので自然な調整が入ったということだ。安倍政権の政策基調がはっきりしているだけに長期的には円安が持続して、流動的に株価の上昇も続くという展望が優勢だ。以下はIM投資証券のイム・ノジュン投資戦略チーム長との一問一答。

--韓国内でも日本ファンドの買い戻しが列をなしている。

「短期的な調整局面になった。昨年9月から始まり指数が80%以上も上がった。20%程度の調整は当然起きうる。最近買い戻した投資家は、機関も個人もかなり大きな収益を上げた。市中に出回るお金を勘案すれば日本の株式市場はもう少し上がる余力があると見られる」。

--日本円の相場が最近上がっているのもやはり短期的な現象だろうか。

「そうだ。株式市場と関連がある。上半期に外国人の日本資金が株式市場にたくさん押し寄せた。最近、差益実現をしながら株式を売り払っていった人が多いらしく、この過程における為替ヘッジの量のために日本円の相場が上がったと見られる。短期間で調整を受けた後、円安は再び進むということだ。安倍政権が約束した量的緩和政策があるので長期間の円安は避けられない。そして企業が円安に後押しされて日本の株価が上がる現象も長期的に続くと見られる」。

--日本の株式市場が依然として投資するだけのことがあるならば、注意する点は。

「さらに円安を示す可能性があるなら為替ヘッジは必須だ。株式の上昇で儲けても為替差損ですべて失う可能性がある」。

だが、円安が無条件に日本の株式市場の上昇を後押しはしないという展望も提起されている。長期的に円安を示す可能性は高いが、アベノミクスの計算どおりに景気が順調に浮揚する場合にのみ株式市場が上昇できるという説明だ。国際金融センターのソン・ヨンファン研究員は「日本円は短期調整の後、再び円安に切り替える可能性が高いが、これはドル高による相対的な円安である可能性が高い」として「投資家が為替レートだけを見て株式を買うことはしないだけに、日本政府の景気浮揚策がどれくらい成功するかに株価の行方がかかっている」と話した。

アベノミクスの副作用が継続して深刻化する場合、円安政策が幕を下ろすという展望もなくはない。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は5日の記事で「アベノミクスが最初から期待していたような景気回復列車にはなれないという兆候が出てきている。安倍首相の政策成功の核心のカギだった円安傾向がほとんど終わったようだ」と展望した。現代証券のイ・サンジェ投資戦略部長は「最近の急激な円安で債権金利が上がり銀行の流動性が危機に陥る副作用があらわれたため、日本政府が急激な円安政策を持続できなくなった」として「円安が終了したり最小限の速度に調節されたりする可能性が高まった」と話した。

(中央SUNDAY第326号)



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