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<新体操>ソン・ヨンジェ、メダル大量獲得も日中ライバル躍進に…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

新体操のソン・ヨンジェ。

ソン・ヨンジェがアジアの新体操の女王に浮上した。しかし余裕を楽しむひまはない。侮れないライバルが目につく。中国と日本が躍進している。来年の仁川(インチョン)アジア大会では韓日中による新体操三国志が展開されるかもしれない。

ソン・ヨンジェは9日、ウズベキスタンのタシケントで行われたアジア新体操選手権大会で個人総合、フープ、クラブで1位となった。団体総合とリボンでも銀メダルを獲得した。金メダル3個、銀メダル2個で参加選手の中で最も輝かしい成果を上げた。しかし「1年後には変わるかもしれない」という警戒心も同時に感じさせた大会だった。

中国のエースのトウ森悦はソン・ヨンジェの独走を阻んだ。種目別決勝で善戦し、ボールとリボンで金メダル2個を獲得した。リボンでは18.533点で大会最高点を記録した。先に演技したソン・ヨンジェは18.167点で大きなミスはなかったが、トウのなめらかな演技に判定負けとなった。審判として大会に参加したキム・ジヨン大韓体操協会リズム競技委員長は、「トウのリボンは優れていた。競技当日のコンディションにより結果が変わることがあるということを見せた。善意のライバルとしてお互いに刺激を与える関係になるだろう」と話す。


日本も潜在力を見せた。個人総合決勝に上がった早川さくら(6位)と皆川夏穂(7位)が視線をひきつけた。昨年シニアの舞台にデビューした彼女らは東欧の選手に劣らない身体条件と柔軟性を誇る。彼女らは日本体操協会の支援でロシアのモスクワでトレーニングを行っている。早川はソン・ヨンジェとともにコーチのエレーナ・ネフェドワの指導を受けている。MBCのチャ・サンウン新体操解説委員は、「日本は新体操に関心が高く支援も厚く有望株が恐ろしいほど成長している。来年にはがらりと変わりかねない。アジア大会ではウズベキスタンやカザフスタンなど中央アジアの選手より彼女たちに注目しなければならない」と説明した。

中央アジアが中心だったアジアの新体操で韓日中など東アジアが主流として急浮上している。新しいライバルの登場はソン・ヨンジェにも肯定的な刺激剤になる見込みだ。



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