新体操のソン・ヨンジェが大量の金メダル獲得に成功した。

ソン・ヨンジェは８日にウズベキスタンのタシケントで開かれたアジア新体操選手権４日目の種目別決勝で、フープで１８．４３３点、クラブで１８．４点を取りそれぞれ金メダルを獲得した。前日に開かれた個人総合決勝で７２．０６６点を取り優勝したソン・ヨンジェは、この日金メダル２個を追加し３冠王となった。ソン・ヨンジェはリボンでは１８．１６７点で銀メダルとなり、団体戦での銀メダルと合わせ金メダル３個、銀メダル２個で自身初のアジア選手権を終えた。

ソン・ヨンジェは大会初日と２日目に開かれた個人総合予選で、フープで１位、ボールで１位、クラブで３位、リボンで１位とすべて首位を記録し、８位までが進出できる種目別決勝にすべて入った。


ソン・ヨンジェは種目別決勝最初の種目のフープから機先を制した。プッチーニの『トゥーランドット』に合わせクリーンな演技をしたソン・ヨンジェは１８．４３３点でトップとなった。１８．４３３点は個人総合予選リボンで取った自身のシーズン最高点と同じ点数だ。

ボールでは序盤の回転演技の途中で床に手を突くミスをし、１６．９３３点で４位にとどまった。

ソン・ヨンジェはフープとボールの授賞式後に再開されたクラブの決勝で１８．４点を記録しまた１位となった。最終種目のリボンでは１８．１６７点で銀メダルとなった。

アジア選手権大会を終えたソン・ヨンジェは１０日午前に帰国する。