北朝鮮はこの日の提案で、開城(ケソン)工業団地と金剛山(クムガンサン)観光の正常化とともに、離散家族対面、南北関係の改善(正常化)という表現をし、一種のパッケージディールを提案した。しかし北朝鮮が12日の会談に応じる場合、会談当日を除いて準備期間はわずか5日間となる。この点を考慮すれば、新たな懸案ではなく、現在の南北間の懸案を集中議論するラインで当局間の会談を終え、追加協議に続くという見方が強い。一回の会談ではなく、今回の会談を契機に南北関係復元の動きにつながる可能性があるということだ。しかし5年以上も南北冷却期が続いた点を考えれば、すべてが流動的というのが専門家の見方だ。
◆北側「関係正常化」という表現まで
北、開城工団・金剛山観光・離散家族対面…パッケージディール提案(2)
◆北側「関係正常化」という表現まで
北、開城工団・金剛山観光・離散家族対面…パッケージディール提案(2)
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