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「信頼プロセスが北朝鮮の進むべき道」…朴槿恵大統領の“一貫性の力”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
顕忠日(戦没者慰霊の日)である6日午前10時10分、朴槿恵(パク・クネ)大統領は「いま北朝鮮が選択しなければならない道は韓半島信頼プロセスを積極的に受け入れること」と述べた。ソウル銅雀洞(トンジャクドン)国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)で開かれた第58回顕忠日追悼式でのことだ。朴大統領は「韓半島幸福時代を開いていく大道に北朝鮮当局の積極的な参加を期待する」としてこのように明らかにした。

それから1時間30分が過ぎた午前11時50分、北朝鮮の対韓国機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は「6・15を契機に開城(ケソン)工業地区の正常化と金剛山(クムガンサン)観光再開のための南北当局間の会談を提案する」という特別談話文を発表した。

朴大統領は報勲病院訪問を終えて青瓦台(チョンワデ、大統領府)に戻った直後、北朝鮮の談話内容の報告を受けた。それから「国民が政府を信頼して下さったことに対して感謝する」と話したと李貞鉉(イ・ジョンヒョン)青瓦台広報首席が伝えた。朴大統領は引き続き「今後、南北対話を通じて開城工業団地問題をはじめとしていろいろな懸案を解決し、信頼を積み上げる契機になることを願う。一歩進んで韓半島信頼プロセスが発展的につながることを期待する」と付け加えた。


電光石火のようになされた北朝鮮の対話提案と政府の提案受け入れで対話ムードができながら「原則と信頼を前面に出した朴大統領の一貫性が北朝鮮にも受け入れられるようになった」という話が出ている。 北朝鮮の挑発と脅迫に「一貫したひと声(OneVoice)」で対応してきた圧迫戦略が効果を出したことという分析だ。

北朝鮮は朴大統領当選以後、持続的に対南挑発程度を高めてきた。北朝鮮は特に今年4月、韓米連合キー・リゾルブ、フォール・イーグル訓練が本格化するとすぐに「ソウル核攻撃」「米本土打撃」等の言葉の爆弾を浴びせた。当時、北朝鮮外務省は平壌(ピョンヤン)駐在の大使館に「戦争勃発時には公館撤収計画」まで打診して脅しをかけることもした。朴大統領の対話提案には「対決的停滞を避けるための狡猾(こうかつ)な術策」としながら非難を吐き出した。だが、朴大統領は揺らぐことなく対話の門は開いておくものの「挑発と補償、再挑発する悪循環の輪を切る」という意志を繰り返し強調した。



「信頼プロセスが北朝鮮の進むべき道」…朴槿恵大統領の“一貫性の力”(2)

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