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大企業の原発部品成績書も偽造…検証会社すべて調査=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
原発部品の試験成績書を偽造した検証会社セハンTEPが、JS電線のほかにも2社の試験成績書を偽造したことが明らかになった。韓国水力原子力(韓水原)によると、セハンTEPは斗山重工業とウジンが新古里(シンゴリ)3・4号機に納品した部品の試験成績書を偽造した。

斗山重工業が納品した部品は原子炉と連結するケーブルで、原子炉から出る各種信号を送受信したり、電力を供給する役割をする。ウジンが供給した製品も原子炉の外から制御装置まで連結するケーブルだ。このケーブルに問題が発生する場合、誤った信号で原発が停止することもある。セハンTEPは斗山重工業とウジンのケーブルに対して放射線老朽化試験をせず合格品とした。新古里3・4号機の建設(2014年完工)と関連し、ウジンが韓水原に納品した物品は46億ウォン(約4億円)、JS電線が供給した製品は94億ウォン相当。

パク・ジョンフン・ウジン企画管理チーム長は「全体検証費2億4500万ウォンのうちセハンTEPがしない放射線老朽化テスト費用は400万ー500万ウォンにすぎない。なぜこの検査をしなかったのか理解できない」とし「他の検証機関に該当部品の検証を依頼する」と話した。韓水原の関係者は「検証されていない該当製品を試験した後、部品を交換するかどうか決める予定」とし「セハンTEPを含む国内7機関が検証した部品をすべて調査している」と述べた。


原子力安全委員会(原安委)と検察はセハンTEPの追加偽造疑惑調査を始めた。原安委は「セハンTEPが他のケーブルの試験成績書も偽造した疑いがあり、事実を確認している」と明らかにした。釜山(プサン)地検東部支庁原発不正捜査団も「セハンTEPが告訴された内容のほか、他の企業の制御ケーブル試験成績書も偽造したとみて捜査中」と明らかにした。





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