イラスト=カン・イルグ。
いくつかのテコンドー界の要人に尋ねると、背景には根深い派閥・利害抗争が横たわっているといった。その上政治が割り込んできて事態はさらに複雑になるということだ。他のスポーツ団体もそうだがテコンドー団体も、政治家たちが欲しがっているようだ。セヌリ党のキム・テファン議員が大韓テコンドー協会長で、同じセヌリ党のホン・ムンジョン事務総長は来月開かれる世界テコンドー連盟(WTF)次期総裁選挙に公式出馬した。その上問題になった国技院の新任理事長職にホン事務総長が関心を見せているといううわさも広がる。本人は「まだ何も具体的な話にはなっていない」と話したが。ひょっとして考えがあるならば、忙しい与党事務総長として7月のWTF総裁選挙とテコンドーのオリンピック種目公認の有無が最終決定される9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会、そして10月の国会議員再・補選を全て無難にこなす自信があるのかたずねたい。
この記事を読んで…