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<韓米原子力協定>韓国側の内部不一致に米国が不信感(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓米原子力協定2年延長案発表前日の4月23日、ワシントンで開かれた戦略国際問題研究所(CSIS)のセミナー。ゲリー・サモア元ホワイトハウス国家安全保障会議大量破壊兵器調整官は、「韓国が協定を改正しようとするのは経済的意図のほかに話さない意図があるため。現在としては協定改正の代わりに延長する方法しかない」と話した。

大統領職引き継ぎ委員会時代から朴槿恵(パク・クネ)大統領が意志を持って推進してきた原子力協定の改正は結局サモア氏の言葉通りなった。サモア氏はなぜ「韓国に話さない意図がある」と話し、米国は再処理と濃縮を希望する同盟国韓国の要求を聞き入れないのか。

韓米原子力協定をめぐる再協議が3日と4日にソウルで再び行われる。米国側交渉代表はシンクタンクに移籍したアインホーン元国務省特別顧問(不拡散・軍縮担当)からカントリーマン国務次官補(不拡散担当)に代わった。だが、ワシントンの雰囲気は依然として悲観的だ。原子力協定と関連した米国の反応は、韓国がなにを望んでいるのかわからないというものだ。ジェームズ・マーティン不拡散研究センターのチェン・ケイン研究員は、「使用済み核燃料の処理が急がれるなら、再処理や濃縮の代わりに中間貯蔵施設などを用意するのが急務なのではないのか」と話した。


4月のワシントンでの交渉時もこうした言葉が行き交ったという。当時の交渉を知る消息筋は、「米国側から『核燃料を安定的に供給し原子力発電所の廃棄物処理に協力するので非核化を盛り込んだ協定内容に手を付けるのはやめよう』と提案した」と明らかにした。サモア氏は話していないが、米国は2004年9月に、韓国の一部の科学者が秘密裏に核物質実験をしながら国際原子力機関(IAEA)に報告していなかったことが明らかになったことなどから、韓国の非核化の意志を疑っている。



<韓米原子力協定>韓国側の内部不一致に米国が不信感(2)

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