ハラルド・ ツアハウゼン博士が29日、ソウル南山ハイヤットホテルで開かれた第1回湖巌フォーラムで講演している。[写真=サムスンソウル病院]
ツアハウゼン博士は人間にがんを起こすウイルスを研究した立志伝的な人物。1960年に独デュッセルドルフ大学で博士学位を取得した後、70年代にエプスタイン・バール・ウイルス(EBV)ががんを誘発する主要原因という証拠を見つけ出し、83年と84年には子宮頸がんを起こすHPV2種類を発見した。子宮頸がんとHPVの関連性を立証した功労は約20年後、ノーベル生理学・医学賞の受賞につながった。
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