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サムスン携帯電話、ノキアの本拠地フィンランドでシェア1位(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン電子がノキアの本拠地フィンランドの携帯電話市場でシェア1位となった。市場調査会社IDCは28日(現地時間)、今年1-3月期の地域別携帯電話シェアを集計した結果、サムスン電子がフィンランドでノキアを抜いて1位になった、と明らかにした。

2013年1-3月期基準で、サムスン電子がフィンランドで21万972台(36.1%)の携帯電話を販売したのに対し、ノキアは19万6045台(33.6%)で、シェア1・2位が入れ替わった。サムスン電子がフィンランドで市場シェア1位となったのは、携帯電話市場に進出して以来初めて。

こうした結果は、ギャラクシーS3・ノート2など昨年サムスンが出した戦略スマートフォンが善戦したのに対し、ノキアは注目を集めるほどの製品を出せていないからだ。


実際、フィンランド市場でノキアの販売実績の80%は一般携帯電話であるのに対し、サムスン電子は販売実績の80%はスマートフォン。先月登場した後、世界で最短期間の1000万台販売を達成したギャラクシーS4が、1-3月期の販売数値には含まれていないため、今後さらに格差が開がる可能性がある。

ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「フィンランドでサムスン電子は前年比で携帯電話販売量が38%増えたが、ノキアは28%減少した」とし「ノキアは戦略スマートフォンとしてウィンドウズフォンのLumiaラインを出しているが、サムスン電子のギャラクシーSシリーズとアップルiPhoneに対抗するには力不足だった」と分析した。

1860年に設立されたノキアは1990年代にグローバル情報技術(IT)企業に成長した“フィンランドのプライド”。07年まで世界携帯電話市場のシェアが50%に達するなど“ノキア帝国”を享受した。



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