８０才の日本人が世界最高齢でエベレスト山登頂に成功した。日本のメディアは１９３２年１０月生まれの冒険家、三浦雄一郎氏が２３日午後１２時１５分ごろ、世界最高峰エベレストの頂上８８４８メートルに上がったと報道した。

彼のエベレスト山登頂は７０才だった２００３年、７５才だった２００８年に続き３回目だ。三浦氏は２００８年７６才の年齢で登頂に成功したネパール人ミン・バハドゥール・シェルチャン氏が保有した最高齢記録を置き換えた。

三浦氏は過去にスキー選手として活躍した。３７才でエベレスト登はんコース８０００メートル地点から落下傘で滑降したこともあった。昨年、ヒマラヤ高原訓練途中、持病の不整脈が再発してその年１１月と今年１月に２回の心臓手術を受けた。


登頂に成功した三浦氏は自身の東京事務室に衛星電話をかけて「風もほとんどなく世界最高の気持ちだ。眼下に見えるヒマラヤは非常に美しい」と話した。