“大邱の男”ベ・サンムン（２７、キャラウェイ）が韓国と日本に続き、米国のプロゴルフ（ＰＧＡ）ツアーで優勝カップを手にした。ＰＧＡツアーデビュー２年目、３９度目（非会員で出場した大会まで含めると４３度目）の大会で優勝した。

ベ・サンムンは２０日（日本時間）、米テキサス州アーヴィングのＴＰＣフォーシーズンズリゾート（パー７０）で開かれたバイロンネルソン選手権最終日の第４Ｒで、キーガン・ブラッドリー（米国）と接戦の末、２打差で抑えた。

トップに１打差で最終ラウンドをスタートしたベ・サンムンはこの日、５バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの１アンダーをマーク、通算１３アンダー、２６７で優勝した。


０８年と０９年に韓国プロゴルフツアー賞金王で国内舞台を制したベ・サンムンは、２０１１年に日本でも賞金王となった。２０１２年に米国の門を叩いたベ・サンムンは、挑戦２年目にＰＧＡツアーで初の優勝カップを握った。優勝賞金は１１７万ドル（約１３億ウォン）。

韓国国籍の選手では崔京周（チェ・キョンジュ、４３、ＳＫテレコム）、梁容銀（ヤン・ヨンウン＝Ｙ・Ｅ・ヤン、４１、ＫＢ金融グループ）に次いで３人目のチャンピオン。韓国系のケビン・ナ（３０、タイトルリスト）、ジョン・ホ（２３）まで含めると５人目となる。