オ・ジョンス・ラオス国立大学教授は「典型的なスタジアム外交」と話す。中国はアフリカで体育館や展示場など主要施設を建設する代わりに、エネルギー開発権などを取得した。こうした外交・通商戦略がインドシナ半島のメコン地域でもそのまま行われているという説明だ。
ラオスは体育館を受け、その代わりに常住人口5万人規模のチャイナタウンの敷地を中国に譲ったという。これだけではない。中国はASEMコンベンションセンターも8000万ドルを投入して建設した。ビエンチャンの象徴である凱旋門と国家文化ホールなどにも「メード・イン・チャイナ」マークがついている。SEAゲームスタジアムから2.5キロ離れたセイセタ地域では、新都市建設工事が真っ最中だ。やはり中国が資金を出した。
中国は南北軸、日本は東西軸を攻略…メコン川流域で“十字衝突”(2)
ラオスは体育館を受け、その代わりに常住人口5万人規模のチャイナタウンの敷地を中国に譲ったという。これだけではない。中国はASEMコンベンションセンターも8000万ドルを投入して建設した。ビエンチャンの象徴である凱旋門と国家文化ホールなどにも「メード・イン・チャイナ」マークがついている。SEAゲームスタジアムから2.5キロ離れたセイセタ地域では、新都市建設工事が真っ最中だ。やはり中国が資金を出した。
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