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韓国が北極評議会オブザーバーに、北極研究の道開く(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
難関の末に北極評議会正式オブザーバーの資格を得て今後韓国は北極評議会のすべての会議に参加する資格を得た。最新北極情報から排除されなくなったという意味だ。北極評議会傘下6つの実務委員会(北極汚染対策、北極モニタリング評価、北極動植物保全、非常事態予防準備対応、北極海洋環境保護、持続可能開発作業)の細部プロジェクトにも参加できることになった。このほか理事会閣僚会議決定事案に対する影響力行使も可能になった。

南極と違い国際規範が確定していない北極は、北極評議会を中心に資源開発や航路開拓、領土確定のような国際規範がまとめられる予定だ。韓国海洋研究院のキム・ウンソ博士は、「北極と関連した国際規範をまとめる過程で韓国が排除されず意見を陳述しながら変化を準備できるという点が最も大きなメリットだ」と評価した。

極地研究所のナム・サンホン未来戦略室長は、「これまでは理事会の高い壁のため招請を受けなければ出席もできなかったが、これからは正式オブザーバー国としてプロジェクト提案など北極開発に積極的に参加する機会を得た。北極研究開発の橋頭堡を確保したもの」と述べた。


外交部は北極の解氷速度が速くなっていることで北極航路と資源開発をめぐる北極圏諸国の規制の動きが強まる中で正式オブザーバーへの進出が実現したことにより、今後北極航路商用化の道が開かれ、気候変動対応に向けた調査・研究と長期的な北極圏開発に参入できる基盤が準備されたと判断している。





韓国が北極評議会オブザーバーに、北極研究の道開く(1)

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