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「韓食グローバル化のためにはヤンニョム捨てるべき」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

京都市の料亭「菊乃井」の村田吉弘氏

京都市の料亭「菊乃井」の村田吉弘氏が韓食のグローバル化について語った。

--韓食を世界に広めるためにはどうすればよいのか。

「ヤンニョム(合わせ調味料)を捨てるべきだ。日本人には韓国のテンジャンチゲ(味噌汁)は非常に味が濃く、ミヨック(ワカメスープ)は薄い。逆に日本の吸い物は韓国人には濃く、味噌汁は薄く感じられるかもしれない。その国の特性に合わせるしかない。国ごとに微妙なバランスの差がある。世界的レベルと平均化が重要だ。韓食の場合、粉トウガラシやニンニクがたくさん入った料理はワインと合わない。韓国では違う主張をするかもしれないが、現実はそうだ。海外に進出しようとするなら、その国の食生活をよく観察するしかない」


--では韓食のうち何が世界で人気を得られると思うか。

「断然、参鶏湯(サムゲタン)だ。ヤンニョムもそれほど必要なく、鶏肉なのでどこでも人気を得られるだろう」

--そのほかの助言は。

「単品には限界がある。よく構成されたコース料理をもっと開発するのがよい」



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