暁星(ヒョソン)の趙顕相(チョ・ヒョンサン)産業資材PG長(副社長)とキム・ソンジュ議員、尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官、金完柱(キム・ワンジュ)全羅北道(チョンラブクド)知事が、13日開かれた暁星炭素繊維工場の竣工式で試作品を調べている。(写真=暁星)
暁星は13日、全羅北道全州(チョンラブクド・チョンジュ)に年間2000トンの炭素繊維を生産できる工場を竣工した。この日の竣工式にはイ・サンウン暁星副会長、尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官と、暁星の炭素繊維事業を主導してきた趙顕相産業資材PG長〔趙錫來(チョ・ソクレ)暁星会長の三男〕らが参加した。イ副会長は「炭素繊維は韓国の新しい成長動力」としながら「暁星は2007年から技術開発をしてきて全州工場の竣工を契機に多様で品質の良い製品を生産する」と話した。
暁星の炭素繊維(ブランド名・TANSOME)は日本企業を照準にしている。世界炭素繊維市場の占有率は2010年基準で日本の東レ(22%)がトップだ。東レは韓国や欧米にも工場がある。日本の東宝(16%)・三菱(13%)がその後を支える。一方、韓国は足踏み状態だ。
泰光(テグァン)産業が昨年、年1500トン規模の工場稼動を開始しGSカルテックス・コーロンなどが市場挑戦に乗り出している。現在20億ドル規模である世界炭素繊維市場は2020年には50億ドルまで大きくなる展望だ。
暁星関係者は「全州工場の完工を契機に毎年11%ずつ成長している炭素繊維市場に本格的に乗り出すことになった」として「今後は独自技術を採用した高性能製品で勝負できるだろう」と話した。
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