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<尹昶重セクハラ疑惑>「帰国は青瓦台広報首席が指示」…記者会見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
セクハラ波紋で電撃更迭された尹昶重(ユン・チャンジュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官(57)は、「夜逃げするようにワシントンを抜け出した」という疑惑に対し全面否定した。また「尹前報道官が自ら帰国を決めた」という青瓦台の李南基(イ・ナムギ)広報首席の説明とは違い、「李首席が帰国を指示した」と主張し、真実攻防が予想される。

尹前報道官は11日午前10時30分、ソウル付岩洞の中国料理店ハリムガクで記者会見を開いた。尹前報道官「経済人朝食会(現地時間8日午前)を終え、随行員の車に乗っていたところ、李南基広報首席から電話があった。李首席が話があるというので迎賓館で会ったところ、『状況がよくない。セクハラについて弁明したところで納得されないので、早くワシントンを離れて韓国に帰らなければいけない』と話した」と主張した。

尹前報道官は「『過ちはないのになぜ私が日程を中断して韓国に帰らなければいけないのですか。それはできません。私がここで釈明します』と話したが、李首席は『1時半の飛行機を予約しておいたので、ウィラードホテルでハンドキャリアー荷物を取って出ていくように』と指示した」と当時の状況を説明した。


尹前報道官は「職制上上官である広報首席の指示を受けてダラス空港に到着し、自分のクレジットカードで飛行機の座席を購入し、仁川空港に到着した」とし「仁川空港に到着し、私がいる宿舎へ向かっている途中、民政首席室から『調査を受けなければいけない』という連絡があり、(記者会見で)申し上げた内容すべてを述べた」と伝えた。尹前報道官は「米国の警察からはいかなる通知もなかった」と明らかにした。

帰国過程で違う理由を述べたという一部の問題提起についても、「私は『妻の体調がよくないので帰国すると話そう』とこのように述べたことは決してない」と主張した。

青瓦台と李南基広報首席は10日、尹前報道官の帰国の経緯について「本人が判断して決めた」という立場を明らかにしていた。記者会見の最後に出た「青瓦台が帰国を指示したという発表内容が首席の話と食い違う」という記者の質問に対し、尹前報道官は会見内容通り「『過ちはないから米国に残って調査を受け、締めくくるべきではないか』と私は主張したし、李南基首席は『セクハラ』といいながら『そういうことは説明しても納得されないから、大統領の訪米に迷惑をかけないためにも早く離れなければいけない』とこのように指示した」と再度主張した。

尹前報道官は記者会見を終えた後、建物の外で、「青瓦台が明らかにしたことはすべて嘘か」という記者の質問に対し、「それは話せない」と答えた。「この日の記者会見内容は青瓦台と調整されたものか」という質問には、「違う」と答えた。



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