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「米国の大学卒業者レベル」朴大統領の英語の実力が話題

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
7日(現地時間)昼12時、ホワイトハウスで首脳会談を終えた後、オバマ大統領が予告もなく朴槿恵(パク・クネ)大統領に「少し散歩でもしませんか」と声をかけた。

両首脳はホワイトハウス中央官邸の左後ろ側にあるローズガーデンの廊下を10分間ほど歩いた。最初の会談で通訳もつけず2人だけの対話をするのは異例だ。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は「家族の話など個人的な話をしたと聞いている」と述べた。

1時間後に共同記者会見場に立った朴大統領は、同時通訳の話を伝える装置のレシーバーを耳につけずに出てきた。オバマ大統領の発言を通訳を通さずに理解したのだ。


朴大統領の英語の実力が話題だ。幼い頃、米国人教師に英語を習った朴大統領は、政界に入門した後もネーティブスピーカーの教授から英語を習ったという。外国人は朴大統領の英語について「米国の大学卒業者レベル」と評価している。

朴大統領は「フランス語、スペイン語、中国語を話せる」と自叙伝に書いている。朴大統領が外国語に力を注いだのには理由がある。朴大統領を長く見てきた青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「朴大統領がファーストレディ時代、“鄭トリオ”のインタビュー記事を読んで、外国語の勉強を熱心にし始めたと聞いている」と伝えた。

チェリストの鄭明和(チョン・ミョンファ)氏、バイオリニストの鄭京和(チョン・ギョンファ)氏、ピアニスト兼指揮者の鄭明勲(チョン・ミョンフン)氏の3姉弟の鄭トリオは、鄭京和氏が1967年に米国のレーヴェントリット国際コンクールで優勝し、名声を築き始めた。

3人の背後には母イ・ウォンスク氏(2011年死去)の献身があった。鄭トリオは70年代のあるインタビューで、「母の夢がかなってうれしい」という趣旨の話をしたという。

朴大統領は過去に私的な席で、「母(陸英修氏)が亡くなった(1974年)後、鄭トリオのインタビュー記事を読み、『母は何を強調していただろうか』と振り返ったところ、『外国語ができなければいけない』と話していたのを思い出し、その時から外国語の勉強を熱心にした」と語ったという。鄭トリオが朴大統領に動機を与えたのだ。



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