元官房長官の五十嵐広三氏。
北海道旭川市出身の五十嵐元長官は63年、社会党候補として故郷の市長選に出馬し当選、当時の日本最年少首長になった。市長在職中に、今は韓国でも有名な旭山動物園を開園し、72年には日本で初めて歩行者専用道路(歩行者天国)をつくって話題になった。
80年の衆議院選挙以来、当選5回。93年に細川内閣の建設大臣として入閣した。首長時期から関心があったアイヌ族(北海道の先住民)文化振興法を整備した一方、サハリン残留韓国人の帰国支援にも努力した。96年に政界を引退した。
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